RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

なんちゃら商法

言葉が思い出せない

Webで様々なサイトを見ていると、所謂ターゲティング広告と言われる、検索履歴とか購入履歴からくる広告が表示されることがあります。

そのように情報が扱われるのは気分的に良い気はしませんが、おそらく誰も読まないであろう約定に情報の扱い方は書いてあって、それをきちんと読まない方が悪いので、別段文句を言う気はありません。

ただ、それに乗じてなのか下品な広告が増えているのが気になります。

最初にあれ?と思ったのは体臭や口臭に関する広告。

まぁ、確かに臭いってのは他人に迷惑を与えることもあるし、多少きつい目の広告もアリかなと思っていたのですが、それが家族の臭いが臭ーいとか、恋人の臭いが臭ーいとか、(この伸ばし棒はそういう書き方をしてるから)そういうの我慢できませんよね、という風にどんどんエスカレートしていっているのです。きつい目の画像と一緒に。何故か舞妓さんだったり。

体臭なんて誰でもあるもんだし、徹夜して働きゃそりゃ電車の中で申し訳なくなることもあるけど、そういうもんだし、お互い様でしょっていうコンセンサスの中に、なんか悪意を持って、それは悪いモノです、皆迷惑してます、だからコレコレの製品を買うべきです。と、罪悪感というかなんというか、そういう風に意識を誘導するものが増えてる気がするのです。

なんかやだなーと思っていたのですが、決定的だったのは、汚い白髪を何とかしましょうという広告。

色んなレトリックが含まれているのですが、まず白髪=汚いモノという意識を植え付けるところがいやらしい。

問題の無いところに勝手に問題を作り出して、それを解決しますっていうマッチポンプにしか思えません。

ま、私がほぼ全面白髪なんで敏感に反応しているのかも知れませんが、こういう商法は気に入らないな。

最初の話に繋げると、それを煽情的な画像と共に表示してるのが嫌。

もっと言うと、このマッチポンプ広告はかなり考えられた上で作られているんじゃないかな。

誰もが嫌う臭いってものに関して、かなりストレートな広告を出した上で、それが受け入れらたら、そもそも問題でも無いモノにも対象を広げていくと。

で、タイトルに戻って、こういう本来問題で無いモノにいちゃもん付けて何かを買わせる商法ってあったよなぁと。でもその名前が思い出せないのです。脅迫商法でも無いし。

なんだっけねぇ?

てことで

ではでは

歴史を愉しむ一本

10000年前から

久し振りにビールから始まりましたので、お次も久しぶりとなるワインでも。

本日はこちら。

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マカシヴィリのムツヴァネです。

最近見かけるようになったグルジア(ジョージア)ワイン。ワイン発祥の地とも言われていて、紀元前8000年、つまり今から見ると10000年前から作られているワインです。

特徴はクヴェヴリと言われる甕に入れ、更に地中で醸造されること。

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ラベルにも甕のデザインがなされています。

そういえば以前科博で開催されたワイン展を見に行った時にもこの甕が展示されていました。

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その際買った本にも載ってます。

このワインはオレンジワインとも言われていますが、それは味わいでは無く、色です。

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アンバーとも呼ばれる琥珀色をしています。

さて、モノとしての説明はこの辺にしておいて、重要なのは味。

正直店で試飲した時には、温度が低すぎたのか、硬くて味も香りも殆ど感じられなかったのですが、ゆっくりと温度を上げつつ飲んでいくと面白い。

最初はとにかく渋みと苦み。酸味もあるのですが、これ白ワインだっけかと思う程フレッシュさも果実感もありません。その代わり何かハーブの様な香りや味が立ってきます。

方向性は全く違いますが、同じように色付きの白ワインということで、ジュラのヴァンジョーヌの様な酒精強化っぽい感じがするほど。

ここから温度を上げて、空気に当てていくと、角が取れて少しまろやかさが出てきます。が、これは硬質感も味わう方が面白いかな。

おそらく、このワインを冷えたグラス一杯で頼むとがっかりするかも知れません。デキャンタまでする必要はありませんが、赤ワインと同じように、空気に触れさせ、ゆっくり温度を上げながら飲むのがお勧めです。

値段も落ち着いているので、ちょっと変わった贈り物にも良いかも。

てことで

ではでは

ビールが美味い季節

ようやくか

本当にしばらくぶりのビール記事です。

今年の夏の暑さからすると、さぞやビールが進んだと思われるかも知れませんが、暑すぎても飲まないものですね。実際売上的に消費量も減ってしまったようですし。

本日はこちら。

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Sierra NevadaのHop Bullet Double IPAです。

濃い、苦い、美味い。

飲み会などでラガーは飲んでいたのですが、ゆっくりとIPAを愉しむには暑すぎたってことです。

このビールも春先に買って、賞味期限ギリでした、正確には1週間くらい過ぎてたか。

てことで、これからようやくビールの季節です。ストックも殆ど無いのでまた新しいの探すのが楽しみ。

てことで

ではでは

iPodとfoobar2000と音量調整

色々意外なことが

さて、先日長々とNuarlイヤホンのお話を書きましたが、今日の様な結構な雨の中でも、バックパック内のiPodとNT01の接続には何ら影響なし。非常に快適です。

そんな環境でもちょっとストレスになるのが音量調整。このイヤホンはどうやら効率がかなり良いようで、音量がかなり大きくなります。その分ボリュームステップ毎の音量変化も大きくなって、この中間くらいの音量が良いのになってところに上手く合わないのです。

そこで登場するのがfb2kことfoobar2000

まず以外だったのが、そもそもiOS用のfb2kがあること。何となくapple系とfb2kは仲が悪いと思っていました。

これならば、UIもandroidのfb2kと共通で使い易いし、FLAC等の音源もそのまま使えます。

さて、音量問題に戻りますが、fb2kのReplayGainを使うことでそれなりの解決ができます。

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細かい説明は省きますが、ちょっと大きめかなというボリュームにした上で、このReplatGainを好みの音量まで下げるというのがその方法。

別にステップ数を細かくする訳では無く、音量の軸を全体的にずらすだけなのですが、一応の解決は可能。

ここで意外なこと2点目。上記の方法で調整できるなら、逆にボリュームを小さめにして、Gainを上げることでも同じことができるだろうと試してみたところ、音が割れてしまいます。android版のfb2kでも同じです。

preampの段階で音量を上げてしまうと、mainのイヤホンのDSP処理でオーバーフローしてしまうのかも。てことはGainを下げるとダイナミックレンジも狭くなってるのかな。いや引いて足してるから同じか。

デジタル音源は難しいですね。

てことで、多少癖はありますが、音量調節も出来るし、扱えるファイル形式も多いし、操作も軽いので、fb2kはお勧めです。あれ、そんな話だっけ?

ではでは

NUARL NT01 音質とこれから

好みの問題

いや、本当に好みの問題なのです。

完全分離型のイヤホンだからと言って、別に特性的に音が悪くなるという要因はありません。

しょっぱい音が多いのは、左右で電池とDSPが必要なので、その分ホームファクタに制限が出てしまい、音質とのバランスを取る際に自由度が減るからです。

で、このNT01ですが、好みで言うと好きな音です。

ドンシャリ気味な派手な音調ですが、外で聴く分にはちょうどいい。ドンと言っても、最低音の100Hz以下の音なんか期待しないし、どちらかというとボーカル帯域の音が綺麗に鳴るのが好ましい。

低音好きにはちょっと物足りないかも。ベースやバスドラの分離が甘いので演奏者の指が見える様な描写にはなっていません。

ですがこれは何度も言うように完全分離型だからでは無く、単にイヤホンとしての性能がそこまでってことです。

先日のIFAではゼンハイザーを含め各社が完全分離型のイヤホンを出品していたようですので、今後に期待できるところです。

さて、今後の話ですが、必須な機能が見えてきました。

まず、外音取り込み機能は必須。電池はqualcommのBT5 native chip採用製品が増えてくると思われますので、5時間越えも可能でしょう。安定性に関してはA2DPでは無く、マルチシンク可能なprofileが出てくれると嬉しいのですが、これは期待薄かな。

あ、今でも出来るのに、何故かやって無いこととして充電器を別売りにしてほしい。

通勤中に切れることは無いけど、イチイチ充電器を持ち歩くのは面倒なのです。家と職場においておけば、カバンから取り出して充電なんてしなくてもいいのに。

なんて、一度楽な道を見つけると、更なる楽さを求めてしまうのです。

てことで、総論として、xperiaで使う以外であれば、このイヤホンはお勧めです。

うーん、なんか解せませんが。

ではでは

NUARL NT01 操作性

2台持ちと慣れ

まずは2台持ちから来る問題。

先ほどは接続性について書きましたが、とりあえず音楽を聴くという意味では障害は無くなりました。が、ここで問題になるのは、私が使っているのはiPodなので、通話はできないのです。いわゆるハンズフリー通話。

まぁ、実際にはハンズフリー通話は周りから見ると突然独り言を言い始めたようにしか見えないし、特に完全ワイヤレスではケーブルも無いので異様過ぎることもあり、普段は結局端末から普通に通話するのですが、着信があったことすら気が付かないのはちょっと問題。

解決策としてはxperiaiPodを同時に接続することなのですが、このNT01では諦めざるを得ません。

複数台繋がるというと、BTのマルチポイント対応であれば可能と思われるかもしれませんが、ここで問題になるのは同時接続数です。

NT01はマルチポイントに対応しており、複数の端末を登録することは出来ます。例えばxperiaiPodの様に。ただし、同時に接続できる端末は一台なので、iPodに繋げるとxperiaにはつながりません。一度切る必要があるのです。

この点、例えばゼンハイザーのモメンタムならば、xperiaiPodを同時に接続でき、iPodから音楽を聴いている最中にxperiaに着信があると自動的に通話に切り替わります。

が、先ほども書いた様に、着信さえ分かれば良いのなら、xperiaの振動で察知できるので、許容範囲かなと。出来るに越したことはないですが。

続いて慣れのお話。

以前も書いた様にこのイヤホンはボタン操作です。

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右のイヤホンボタンはボリューム。ワンクリックでダウン、ダブルクリックでアップなのですが、ボタンが結構硬く、ダブルクリックは結構慣れが必要。ただ失敗してワンクリックになっても音量が下がる方向に動くので耳を傷める心配はありません。その辺は考えられてるなと。

左ボタンは、ワンクリックで再生停止、ダブルクリックで曲送りです。通話で使うならワンクリックで着信。

これも、結構失敗しますね。

と考えると、タッチ操作の製品が多いのも分かる気がします。私も次に買うときには評価基準にはならないかも。

続いて充電環境。

このイヤホンの充電ケースはこちら。

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オシャレな形では無いですが、必要十分。2回程度の充電ができますので、途中の充電時間を挟むとスタンドアロンで12時間程度の試聴が可能です。4つのインジケータはケースの充電具合です。

オシャレでは無いと書きましたが、この形の恩恵もあるのです。

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こんな風に、イヤホンを収納して上から蓋で押さえつける形ですので、多少出っ張ったチップを付けても問題無く収容/充電が可能なのです。

実際、こういう短いチップから。

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長めのチップまで、

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問題無く収容できます。

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ノズルは太めなので、コンプライなら500番台、クリスタルならMコアでちょうどです。

更に装着性。

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一応こんなフィンが付いていますが、柔らかすぎるので、装着の安定性に寄与しているとは思えません。それでも、使用中に落ちそうになったりどころか、ヒヤッとしたことすらない程に安定しています。

落とすなら、外音を聞く際に外した際でしょう。

そう、そういう意味で、外音の取り込み機能は必須です。コード付きのワイヤレス(なんだこの表現)ならば、耳から外しても首にかけておけますが、完全ワイヤレスではそれが出来ません。外して手に持つか、ポケットに入れるかでしょうが、誤って変な操作をしがち。

買い物とか急に声をかけられたときなどは外音の取り込み機能が必須です。

さて、また長くなりましたので、音質含めた総評は後程。

てことで

ではでは

NUARL NT01 接続安定性

思考錯誤の果てに

プレイヤーがiPhone/iPodなら、全く何も問題ありません。

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以上

いや、数週間xperiaで散々設定やら、スマホの位置やら、思いつく限りのことを試した結果がこれですよ。

androidいやxperiaだけの問題の可能性が高いのですが、とにかく安定しないのです。かつ再現性も低いという有様。

このイヤホンは左が親機でプレイヤーと通信し、右が子機となるのですが、まず子機が切れまくるのです。酷い時には家の中で目の前にプレイヤーを置いている状態でも右から音が出なくなります。

外に出ると更に顕著で、右も切れるし、左も切れる。

ただ、再現性が無いと書いたのは、調子が良い時には品川駅ですら全く切れないのです。その代わり、誰もいない夜の路地で突然不安定になったり。

このNT01は左右のイヤホンの通信にNFMI(近距離電磁誘導)を使わずに、アレイアンテナで指向性を高めて省電力と安定性を実現しているそうです。それでもこのレベルなら使い物になら無いはずだよなと、色んな設定をいじることに。

まずは、codec。以前の記事で書いた様にandroid8からAACがサポートされていますので、普通に接続するとAACでつながります。これをSBCに落とすことで安定するのではないかと。

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操作的にはこの開発者向けオプションからBluetoothオーディオコーディックを選択します。

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システム標準がデフォルトなんですが、これをSBCもしくはオプションの無効化を選択するとSBCに落ちます。

で、効果はどうかというと、安定することもあるし、しないこともある。わざわざメニューの奥まで進んで設定する程の効果は見られません。かつこの設定は繫がる毎にリセットされますので、毎日、毎回操作する必要があります。面倒すぎます。

後は、位置情報取得用のBTビーコンやwifiビーコンを切る、何はともあれ再起動してみる、イヤホンの左右の電源を入れる順番を変えてみる等々、root化以外でできそうなことはあらかた試したのですが、どれも目に見える効果はありませんでした。

ここからiPod

そんなこんなで数週間経ち、もうこんなもんかと諦めかけていた時に以前バーで誰から聞いた話しを思い出したのです。曰くAirPodsでは切れた経験なんてほとんど無いよと。

もしかしてと、3年くらい充電すらせずに放っておいた第5世代iPodを引っ張り出し、繋いでみると、もう脱力するレベルで何の問題も起きないのです。BTは水に弱いのですが、iPodを居間に置いて、洗面所でイヤホンを付けたまま顔を洗っても問題無し。

外に持ち出す際も、胸ポケットとかでは無く、バックパックの奥底に突っ込んでも全く切れない。唯一、大きな交差点で消防車が来た時にちょっと切れたかなって程度。

いや、ホントにこの数週間のストレスは何だったんでしょう。

改めて調べるとxperiaとBTの相性の悪さは結構有名なようですね。Z5からXZ1に変えたので大丈夫かと思っていたのですが、甘かったようです。

さて、ここからはIOSバイスを使った際の使用感やイヤホンの音のお話なんですが、長くなりましたので、まずはここで切ります。

てことで

ではでは