レザークラフト 久しぶり その2
続きです。
本当は今日は出かけようと思ってたのですが、作りかけで置いておくと、やる気が無くなるかもしれないんで、一気に作ります。
さて、昨日から型に入れていた革ですが、今朝にはすっかり乾いていました。
黒くて見難いですが、型の形に成型されてます。
革自身はオイル分が抜けてカサカサです。これは最後にオイルを入れます。
続いて、トコ面にトコノールを塗って整えます。
普通は最初にやる作業ですが、ウォーターフォーミングの場合は、成型後に行います。水に流れますからね。
写っているハッカ油の瓶は磨き用です。こういう細かいところを磨くには手近な小さい瓶の底なんかを使います。
続いて、今回唯一の細かい部品を作ります。
ジャンパーホックの本体側です。
直接本体に付けても良いのですが、そうすると、裏の金属が中に入れたものとぶつかって傷が付くので、こうやって別部品にしました。
ちなみにここはちょっとコツがありまして、このホックの足が長すぎる場合は金ヤスリで足を削って短くします。今回は3mmほど短くしました。長いと打ち込むときに折れてしまうんです。
で、コレを本体に縫い付けます。
今回は麻糸の中細を使います。
最近はロウ付けビニモが多かったのですが、今回は力のかかる部分も無いので、コレにしました。
ロウを塗って、菱目打ちで先をこそげて準備します。
で、縫い付けたのがこちら。
ゴムボンドで適当に場所を決めて、縫い付けます。
こういう立体物の穴あけの時にはゴム板を縦にしてヘリを使って行います。
さて、ずいぶん長くなりましたので、続きは次のエントリで。
ではでは