M-Stick
何を捨てるのか?
先日、PCはStickでもいいかもなんて書きましたが、結局その後、すぐ導入しました。
説明が難しいのですが、人生も折り返しをずいぶん過ぎると、時間がものすごく大事に感じるのです。何か思いついて、それを後でやってみたときに、楽しかったり、快適だったりすると、その間の時間をもったいなく感じるのです。早くやっておけば、この楽しい時間がもっと長くなったのにと。
そういう思いをなるべくしたくないので、可能であれば、思いついたことはすぐにやってみることにしています。もちろん懐具合しだいですがね。
前置きが長くなりましたが、こちらです。
マウスコンピュータのm-Stick Win10 ファンレスモデルです。
Win8仕様を買って、自分でUpすれば、2000円くらい安くなったのですが、とにかくWin8は嫌いなので、Updateのためだけでも触りたくなかったのです。
CPUはAtom、メモリは2G、どうせOSが32bitなのでこれで良し。
ストレージは32Gですが、OSなんかで10Gくらいは使っている様子です。
買ってきて早速セットアップしたのですが、本当に箱を開けて、10分もかからず使えるようになります。
ここからは箇条書きで。
起動
メモリからの起動ですので、早いです。ただこれは起動DISKをSSDにしているマシンと同程度でしょうか。特にストレスはありません。
操作感
動作的には、やはり遅さというか、全ての操作や動作がワンテンポ遅れる感じです。10年前くらいの操作感ですかね。なので、こうやってテキストを書いていると、ちょっとだけイラッとすることがあります。特にdeleteなんかは遅れるので、消しすぎたりすることが多々。
動画
Net経由のストリーミングは引っかかる時があります。が、ローカルファイルではそういうことは無いので、これは通信の問題かもしれません。なお、Firefoxを入れてみたのですが、まだWin10に最適化されて無いようで、かなり遅いようです。defaultのEdgeはさすがに最適化がされてるようで今のところこちらのほうが良さそう。他のブラウザは試してません。
通信
802.11nなので、それなりなんですが、やはり有線とは比べ物になりません。しょうがないですね。
拡張性
本体にはUSB2.0とMicro SDスロットがあります。私の場合は64GのMicro SDXCを入れてアプリ領域を拡張し、かつUSBハブ経由で先日購入した2TのHDDをつなげてデータ領域を拡張しています。これは十分でしょう。
またマルチカードリーダも繋げてます。
アプリ
とりあえず、気休めのセキュリティアプリ、Firefox、OlympusのViewerくらいを入れてます。あとはFB2Kくらいを入れる予定です。先ほども書いた通り、Firefoxはまだ駄目ですが、今後最適化されるでしょう。ちなみにThunderbirdはWin10に対応してないのですね。
動作音
完全な無音です。外付けのHDDもファンレスなんですが、このシーク音が響くほど。ただ、このHDDも一定時間アクセスが無いと止まるので、基本完全に無音です。これは予想以上に快適です。というか、この一点だけで買ったようなものです。
温度
かなり熱くなります。なので、写真のようにぶら下げおくのがいいかも。コネクタに負担はかかりますが、軽いし大丈夫でしょう。
Win10
32bit Home editionですが、まぁ重いアプリとかアホみたいにメモリを消費するアプリを使う用途にはそもそも向いていないので、これはこれで問題なし。
使い勝手はWin7と同じ感覚で使えますが、やはり色々な設定が隠ぺいされているのがかえって面倒ですね。
また、defaultの設定だと重いので、Performance優先にして、視覚効果などは切ったほうが快適になります。というか必須でしょう。
なんか、95や98、XPを使ってる頃にリポジトリなんかまでいじって、如何に早くするか探っていた時の感覚に似ています。
他にも色々気づいた点があるのですが、長くなりましたので、とりあえずこの辺りで。
とにかく、気軽さに振り切ったマシンなので、何もかも求めるのは筋違いです。そこを割り切って使わないと、ストレスばっかりたまるでしょう。
用途を考えて、何を捨てて、何に価値を見出すかがポイントかと思います。
私のように無音であることに価値を見出せるなら買いです。
ただおそらく、USB3.0や3.1モデルが出るでしょうし、少しでもPerformanceをあげるなら、ファン付きのモデルの方がいいでしょう。
まぁ、本当はオリオスペックさんのファンレスなんかなら母艦にもできるのですが、そこは価格やらなにやらのバランスですね。
ってことで、また何か気づいたら書きます。
ではでは