超久しぶりのレザークラフト その2
家にいるからね
えー、本日は暑いですが、真夏散歩にはちょうど良い日より。
でも外出はしません。なぜなら今日は一年で一番外出が面倒な日だから。ヒントは多摩川。
ってことで、クーラーの効いた部屋で趣味に没頭ですよ。
また飲みながらゆるゆると。あ、今日は最初から酒です。
ラストのヤゴです。
では、はじまりはじまり。
前回はトートの胴体部分を切り出し、口の折り返しを縫いましたが、今回は持ち手です。
まずは切り出し。
市販トートの長さを測って、胴体部分から上が46cm、胴体の折り返しを避けて、縫い付け部分の長さを考慮して、全長57cmで切り出します。幅は今回は二つ折りにするので、3cmの2倍で6cmを切り出し。
こういう、細めの部材を切り出すときは定規で押さえても、カッターの力や、革のしなりで曲がることがよくありますので、慎重に切り出します。
なお、この部材は接着しますので、もちろんトコノールでトコ面の処理は必要ありません。またこの革は裏が起毛してますので、やすりで荒らす必要もありません。
次に接着。この部材は二つ折りにして、コバが見えるので、接着面が目立たないように、白ボンドを使います。
白ボンドはゴム系接着剤とは違い、圧着では無いのですが、塗ってすぐだとずれやすいので、ちょっとだけおいてから張り付けたほうが楽です。
ここで、注意点は、コバ面が見えるので、革の端まできちんとボンドを塗ることです。でも、塗りすぎない。
とはいえ、後で接着面が開いてもツマヨウジかなんかでボンドを流し込んで、修正できますので、そんなに神経質になる必要はありません。
どちらかというと、銀面にボンドを付けないように注意することが大事です。
なので、上の写真で、下に敷いている紙は革を一枚処理する毎に取り換えたほうが安全です。紙についたボンドは見え難いので。
で、くっつけたのがこちら。
ボンドがはみ出ていますが、仕上げで取り除くので問題ありません。これも、ちょっと写っている棒で、しっかり押し付けておきます。
ただ、接着に時間がかかりますので、棒で押し付けた後にも押さえておきます。
今回はコルクボードとカッティングボードの間に挟んで、上に鉄板を乗せておきました。
作業台として、この二つがあると便利です。かつなるべく大きいほうが作業が楽です。鉄板はなければ何でも代用可能でしょう。
で、しばらく置いてから穴あけです。
が、酒が切れましたので、ちょっとブレイクして、その3に続きます。
ではでは