背徳の旨さ
罪悪感が隠し味
テスト前夜の漫画が妙に面白いように、やっちゃいけないことが分かっていてやるのが、なんとも快感。
ジーンズぱっつんからの脱出を目指し始めたダイエット。その一環の禁酒。
でも、ダメだダメだと自分に言い聞かせるほど、つい飲んでしまう酒は美味いのです。
背徳の味です。
そりゃ、酒はいつ飲んでもおいしいのですが、なんだろう、呑んでしかるべきに呑む酒よりも旨く感じます。
酒は初めての南。なかなか手に入らなくて、ようやく見つけたひやおろしです。
高知の南酒造場。酒米は松山三井。このコメは以前生酒では呑みましたが、やっぱりひやおろしのどっしり感はいいですね。
とはいえ、夏越しのひやおろしは、まださわやかさも残っていて、今日みたいなムシムシな日にはピッタリです。
そう、夏越しの酒は9月しか呑めないのだから、今呑まないでどうするって話ですよ。
しかも、平日なんで、呑みすぎないだろうし。
と、自分への言い訳全開で。
しかし、この酒は一応要冷蔵なのですが、冷蔵から徐々に温度を室温に上げていくのが美味しい予感がします。
酒器は秋になるとやはり焼き物が合いますね。
ここにサンマかキノコでもあれば完璧なんでしょうが、一応ダイエット中な訳で、アテは無しです。
うん、人は後ろめたいことがあると、よくしゃべるものだ。
てことで、このへんで。
ではでは