振り返り月間 3
酒を離れて
でも、飲んでますが。
しかし、この調子でご紹介していると、1週間くらいでネタ切れになりそう。まぁ、そうなったら、庭の花が咲いたよとかどうでもいい話題にすればいいか。
てことで今宵はこちら。
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95 TypeII
箱。じゃなくてレンズです。
7/25に購入したようです。
冬ボが出たら買おうかななんて思っていたものの、ヨドバシにポッと在庫が出た瞬間に買ってしまいました。
結果として、現在99%の写真はこれで撮ってます。つまりほぼ付けっぱなしなほど気に入ってます。
換算50mmという画角が何を撮るにもちょうど良いというのもあります。
んで、この電子接点を一切持たない、完全マニュアルレンズで一万枚近く撮ってきて、利点と欠点など。
利点
・画作りとピン合わせがとても楽
これは、EVFとの組み合わせでの利点なのですが、普通AFで撮ろうとすると、大体のフレームを決めて、その中のメイン被写体にフォーカスターゲットを合わせて、レリーズを半押しでピン確認して、OKなら撮るって感じかと思います。
ただ私の使っているE-P5の場合、フォーカスターゲットが大きいので、上手くピンポイントでピンが合わない、ターゲットを小さくすると間隔が広くなるので、フレームをずらさないと上手くピンが来ない。なんてことになるのです。AFがコントラスト方式なので、位相差のような速さが無いというのもちょっとしたストレスです。
これがMFの場合、フレーミングまでは同じですが、その後メイン被写体部分をEVFで拡大して、スッとピンを合わせられるので、AFがずれたり、行ったり来たりのストレスが無いのです。
ただし、絞り込んだ場合は、拡大すると却ってピンの山が分かりにくくなるので、敢えて拡大せず、ピーキングなんかを使うと楽です。
拡大とピーキングを同時に使うと訳が分からなくなるので、それはやりません。
ってことで、EVFの拡大と合わせて画作りがとても楽というのが1点目。
続いて。
・実絞りでボケ味を確認して撮れる
これもEVFとの組み合わせでの利点なんですが、電子接点が無いので、絞りは当然実絞りです。
この場合、絞りによるボケの変化がそのまま見えるので、画作りは楽なのですが、光学ファインダーでは絞ると暗くなってしまいます。
その点EVFでは、露出に合わせてファインダーの明るさを自動調整してくれるので、絞っても開いてもファインダーの明るさがほぼ一定で、どういう画が撮れるかわかりやすいのです。さすがにあんまり絞り込むとファインダーも追従できませんが。
そういや、絞りリングを直感的にグリグリ回して、好きなボケ味にできるってのも利点です。一度この感覚になれると、電子的にダイヤル等を回して絞り調整をするのが面倒になります。
これが2点目。
続いて欠点。
欠点
・デカイオモイ
見ての通りのデカイ姿。m4/3最大の利点である機動性はかなりスポイルされます。重さも435gとm4/3としてはやっぱり重い。
鏡筒もズームレンズですかという長さなので、いわゆるコンパクトミラーレス用のバッグなんかには入らなかったりします。
・高価
まぁ、これを欠点というのは違うでしょうし、フルサイズとか桁違いのレンズもあるのですが、やはり、手軽さが持ち味のm4/3からしてみると、高いですね。
えらいこと長いエントリになってしまいましたが、それほど気に入っている一品なのです。今年手にれたモノの中では一位かも。
てことで
ではでは