新人君を
お出迎え
さて、昨晩旅立ってしまったAVアンプですが、本日早速新人が入ってきました。
前にもちょっと書いた気がしますが、壊れたらこれにしようと決めていたので、特に迷いはありませんでした。
こちらです
marantzのNR1606です。
2000年前後から数えると4代目のアンプです。
特筆すべきはこの薄さ。
横にある先代のTX-NA5007に比べると薄さは半分。重さは1/3です。
機能的には現在の仕様全部入り。音声はAtmosからDTS:X、映像は4K Up scaling/path throughまで対応しています。
とはいえ、オブジェクト音声も、4Kも今のところ導入予定はないのですが。
定格仕様は普通の部屋で現代スピーカーを使う分には全く無意味な数字なので、特に気にしていません。
と、ここまでは感情無しで淡々と書いてきましたが、元々私はアンプは重ければ重いほど良い派なのです。かつClass Dアンプには良い思い出がありません。
そういう意味では、このアンプは嗜好とは真反対で、本来選択肢には入らないのですが、他のハイエンド級のAVアンプを見ても、コレというものが見つからないのです。
本当なら、先代TX-NA5007の最新シリーズにしたかったのですが、もうonkyoもろくなものを作っていません。
評判がいいパイオニアもLX51があまりにも耳に合わなかったので、ちょっと躊躇。何より、そこまで金を出して、AVアンプは必要なのか、という根源的な問いが生まれてました。
なんて、悩んでいて、いっそのこと普通の2chアンプにしようかなとも考えたのですが、映画やライブを見るならやっぱりサラウンド環境は欲しいです。
が、ここで、そもそもアンプの重さというか、スピーカーのドライブ能力はパワーアンプだなと思いたった訳です。
であれば、DSPを含めたプリアンプ部は機能充実にしておいて、音に不満があるなら、あとからプリ出力でパワーアンプをつなげればいいやとなった訳です。
そんな、行ったり来たりで購入したこのNR1606ですが、結果として、うん、結構良いのです。
marantzはクラシックな見た目に、現代的な音というイメージがあったのですが、これもまさにそういう音です。
重心は高めですが、すっきりして、音がまっすぐ飛んでくる印象です。
なんというか、先代から重さも価格も1/3のアンプなので、どこか悪いところを見つけないと、自分の耳がバカなのを認めてしまう、逆に言うと、1/3になったんだから、満足度も1/3になってしまうなんてプラシーボ効果があるかなと思ったのですが、これはこれで満足です。
まぁ、初日なので、満足な聞きこみもしてませんし、きちんとsettingもしてないので何とも言えないのですが、なんか気になれば、パワーとかプリメインを組み合わせすることはできるので、気は楽です。
というか、現時点で文句はないのです。気に入りました。
てことで、良いめぐり合いができたということで。
settingとかなんかで気が付いたところがあれば、またエントリします。
ではでは