新しい器には
新しい酒を
さて、久しぶりに新しい酒器をお出迎えしました。
こちら
焼き物のぐい呑みです。
独特な釉の色にグッときました。
形も焼成中のゆがみが良い感じです。
今回はCreemaさんから購入。作家さんは中川智治さんです。
この作家さんの作品はよく見ていたのですが、カチッとした形と色彩の作品が多く、このような色や形が窯変したものは珍しいなと。
この作品はきちんと正面があるようで、この目跡がある方向が正面かなと思います。
裏面も、独特の釉色と、金属感、黒土の表情が見ていて飽きません。
酒を入れると、釉薬の色が更に引き立ちます。
さて、こちらの器に合わせる酒はこちら。
今年の新酒。残草蓬莱”ざるそうほうらい”です。
いづみ橋と同じく、地元神奈川の酒です。
去年も呑んだはず。
酒米は五百万石。
味は、今年の新酒でも前回呑んだいづみ橋のトンボ2号とはかなり違った方向。
アルコール度数は同じく結構高めなのですが、こちらの方が、いかにも新酒感があります。
まず、甘みを感じた後、結構強めの酸味を感じます。まさに若いなぁという印象。ちょっと温度が上がると、甘みが勝ってきます。
でも、この蔵の酒は以前も同じような印象でしたので、こういう方向性の味作りなのかも。
と、新しい器に、新しい酒を合わせてみましたが、新鮮で良いですね。
更にいうと、明るいうちから呑んでいるのも良いですな。
てことで
ではでは