後姿と
流体力学
先ほどの注器を寝っ転がってみると、後姿がとてもかわいいのです。
妙に安定感のある姿が愛らしいのです。
きっちりしたしのぎと、口の歪みが良いバランスなのかも。
前に見たワイン展にあった、古代のワイン容器にも似ているような。
で、先ほども同じような写真を上げましたが、これで注ぐと、綺麗な層流になるのです。
層流好きなんです。
この吸い込まれるような、液面を乱さない流れがたまりません。
思い返すと、大学に行って、まず躓いたのは流体力学でした。
層流、乱流をパイプ内の液流にインクを垂らして観察するのは楽しかったのですが、これを、数式で表現して理解するのが、まぁ難しい。
レイノルズ数はまだ何となくわかるのですが、ナビエ-ストークス方程式は結局きちんとは理解できませんでした。
コンピュータシミュレーションでは、相変わらず熱い分野らしいのですが。
なんて、酒器から数十年前の学生時代を思い出すのも一興ってことで。
ではでは