北海道紀行 その3
思い出が劣化した?
基本的に思い出なんてのは美化されるものなんでしょうが、今回実家の回りを歩いてみると、あれ、こんなに綺麗なとこだったっけな?と、逆に思い出の方が劣化していたようです。
まずは真っすぐ過ぎる道路。
この道は、私が高校生の頃には無かった道なので、思いで補正はありません。しかし、向こうの山にぶつかるまで真っすぐな道ってのは北海道らしいです。
更に、道のど真ん中に立って撮影できるところがらしいですね。
こちらは北海道ならではの標識。
冬季はどこまでが道か分らなくなりますので、ここまでが道ですよという矢印です。
更に交差点アリの標識。
確かにこんな道だと交差点があるのかどうかも分らなくなります。
実家から10分くらい歩くとこんな風景です。
富良野とか美瑛じゃなくても、こんな風景がそこら中にあるのが北海道です。
ネギ畑。
なんか抜けた風景です。遠くに見えるのが一応市街地なのです。
大体同じ地点からグルグル回って撮影してるのですが、こんな風景だったなんて気づきもしませんでした。住んでいる頃には。
いや、同じものを見ていても感覚が変わったのかもしれません。
一番驚いたのはこの川。
子供のころにはとにかく汚い川で、魚を取るのはもちろん、川に入ってもダメなんて言われていたのですが、今ではすっかり清流です。
護岸もコンクリートが丸見えだったはずなのに。
昔の地方都市は産業中心で動いていたので、川なんかも産廃垂れ流しだったのですが、今の基準で規制されてこうなったのでしょう。
それが地方産業衰退とつながってるのかなと思うと、微妙な気持ちではありますが。
いや、ほんとにこんな自然は無かったよ。
今はサケも上がってくるのかな。
てことで、実家再発見です。
ではでは