超広角の楽しさを科博日本館で
上野巡りその4
そもそも上野に行こうと思い立ったのは、ポンピドゥーセンター展が切っ掛けではあるのですが、目的としてはこちらがメインなのです。
科博日本館です。
振り返ると、ほぼ一年前、この建物に惹かれて、写真が好きになって、更に広角レンズが欲しいなと思った場所なのです。
昔のエントリを見ても、科博に行った直後に広角の話をしているようですので、一年経って願いがかなった感じです。
ちょっと角度を変えて、パースの変化を楽しみます。
逆方向から。
超広角で撮ると、ドラマティックトーンのエフェクトをかけたような画になるのですが、明暗の大きいところが一つの画面に入るので、そう見えるのでしょう。
下からのあおり。水平を取るのが難しい。カメラの電子水準計はあてになりません。もっと言うと、グリッド線すらあてになりません。これは中途半端に手振れ防止機能が働いているからなのかもしれませんが。
見上げた図です。こういう画が撮れるのが楽しいのです。
各照明からゴーストが出てますが、何故か左側の照明からは出ていません。謎です。
こちらは以前も撮ったフーコーの振り子。パースが深いですね。
ちなみに、以前50mmで撮ったのはこちら。
同じ状況かなと思ったら、今回の方が一段階段を上に上がっているようですね。
でもボケを使わずにキリッと遠近感がでるのはおもしろいです。
もう一つちなみに、一年前同じ天井を50mmで撮ったのがこちら。
うん。どちらも面白いですが、やはりこういう被写体ならば広角があいますね。
なんて感じで、広角の練習だったのですが、それとは関係なく、絞りはTナンバーのクリックレスの方が使い易いようです。
そもそもボケ味を楽しむレンズではないので、開放でピンを合わせた後に、シャッタースピードとの兼ね合いで、できるだけ絞る、でも絞り過ぎると回折収差が、なんて思いながら撮ってみました。
さて、今回は基本的に正面垂直の構図を目指したのですが、これからパースがズレる構図なんかも試してみたいものです。
てことで
ではでは