三脚話はおしまい
どうやって寄ろうか
イマイチ眠気が来ないので、エントリーでも上げましょう。
先週からしつこく三脚話を続けてきましたが、そろそろ終いにしようということで、結局一番の用途になってしまっている物撮り(酒撮り)のお話しでも。夜景とか始めたらまた再開するかもしれません。
今回マンフロットのこの三脚190go!を選んだ一番の理由は、90°センターポールシステムです。
これですね。単焦点のレンズしか持っていないので、被写体に近づいたりするときにはカメラ自身を近づける必要があり、そんな使い方としては便利かなと思ったのです。スライダーやレールなんてものもあるようですが、酒相手にそんな大げさなシステムを組むのもなんだし。
が、実際に使ってみると、そうそう上手くは行かないなということに気付いた次第。
普段、低めのちゃぶ台の上に置いた酒を取っているのですが、センターポールを倒すと、高さの調整が、足の開きと長さでしか出来ないのです。
こんな感じです。たまたま運の良いことに、足を46°に開くと、だいたいちゃぶ台と同じ高さになるのですが、足の開き角は4段階で固定されているので、結局細かい調整は足の微妙な長さ調整で行うことになるのです。これが結構面倒。
面倒だからと言って、雲台側で調整すると、どうしてもこんな風に仰俯角を付けざるを得なくなり、真正面から狙うことができません。
で、色々試した結果こうなりました。
後ろ側の足2本の角度を広げて斜めにセットします。
これで、カメラの水平を保ったまま、高さの微調整ができます。
ちょっと上げたり。
グイット上げたり。
もちろん重心が中心から前にズレますので、気を付けないと前カックンする可能性もあるのですが、そこは、足の方向を確認して、カメラをセットした後に、倒れないかどうか確認する必要があります。伸ばし過ぎるとぶれますし。
でも、これができるだけで、ずいぶんと便利になりました。
まぁ、ポールが斜めになることで、ちゃぶ台奥の被写体に寄ることはできませんが、そこは被写体側を動かして調整です。
ここで、被写体を動かして調整するなら、ポールを倒さなくても同じじゃないかと思われるかもしれませんが、ポールはそれなりの長さがありますので、46°以上足を開くと、床に当たって、結局ポールを倒さないとちゃぶ台の高さに合わないのです。
こんな感じで、セッティング次第で色々な使い方ができそうな三脚です。
あとはやっぱり外での使用ですが、それはもう少し後になるかな。
てことで
ではでは