キャリブレーション沼
こんなとこにも沼が
前回のエントリーが中途半端な終わり方をしていたのは、酔って沼に落ちたせいです。
キャリブレーションは飲みながらやるもんじゃないですね。ってことで、やり直しです。
まず、以前の機種はフルHDという点は同じなんですが、バックライトが冷陰極管からLEDになって、更にトリルミナスパネルということで、色合いの傾向はずいぶん違ってます。
ただ、思ったよりは落ち着いた色合いだなぁという印象。
とはいえ、デフォルトの設定ですと、昨日も少し書いた通り、明るく、キラキラし過ぎなので、画質の調整を行います。
調整は各入力毎に行うのですが、とりあえず一番頻度の高いPC入力を設定しましょう。
まずは、キャリブレーション用のcheck discを使わずに記憶色で調整します。
自動調整系の設定は全部オフにして、輝度をかなり下げます。ただLEDだからなのか、バックライトの輝度調整の幅はあんまり大きく無いですね。というか最小にしても、結構な明るさ。
で、輝度を何となく調整した後は、ホワイトバランス、黒レベル、コントラスト、色合い、濃さを設定します。
こんなもんかなと調整したところで、check discを使って調整結果の確認と再キャリブレーションを実施します。
こちらが、家に有ったcheck用のBDです。
さて、記憶色キャリブレーションの確認で、やっぱりなと思ったのは黒レベル。
0%から5%までの各明るさの四角が判別できるはずなんですが、私の調整では、4%以下の黒が全て潰れてしまっています。
やはり、前のテレビでは黒の階調が潰れていて、その画に慣れていたんですね。
黒レベルの調整で階調を取り戻すとこうなります。
カメラで画面を撮っているので見にくいですが、0%の四角まで判別ができるようになりました。
他の色合いなんかもCheck discで調整し、改めて以前撮った写真等を確認すると、やはりずいぶん印象の違うものになってました。
黒レベルだけの原因ではないでしょうが、全体に薄味の色味です。
ここからは、check discで調整した値を大きく外さないレベルで、自分の好みの色合いに合わせていく作業です。
現在、ここで沼にはまっています。あっちの値を変えたら、こっちの値も変えないと、いやそうすると、全体のバランスが。。。などなど
まぁ、結局は慣れの問題でもありますので、あんまりいじくってもしょうがないのですけどね。
とりあえずは気の済むまで調整してみましょう。
てことで
ではでは