測光方式
更にAELも
昨夜上げた、夜景の続きから測光方式のお話です。
これまでは、何も考えずに分割測光で撮っていたのですが、特に夜景やコントラストの大きな画面では、ちょっとアングルを変えただけで全体の明るさが変わるなど、撮りたいものを撮りたい明るさで撮るのが難しかったのです。
あ、偉そうに書いてますが、昨日のエントリを書いた後に測光方式を調べて、なるほどなぁと理解したものです。といいますか、これまでも知識としては何となく知ってはいたのですが、どう使うかまでは理解できなかったのですね。AEL/AFLも何で必要なんだろうというレベルでした。
試しに撮ってみたモノがこちら。全てjpg撮って出しです。
こちらはいつものように分割測光で撮ったモノ。ちょっと明る過ぎかなという印象。
ここで、スポット測光に変えて、左上の街灯でAEロックして撮ったものがこちら。
流石に暗すぎますが、イルミネーション何かを撮る時には良いコントラストになりそう。
ちなみに、AELは今まで親指が当たる位置にあったボタンに割り付けていたピーキング機能をAEL機能に変えてみました。ピーキングはめったに使わないので。
こちらは地面のマンホールでAEロックしたもの。
流石にマンホールをメインに撮ろうという機会はそうそう無いでしょうが、撮りたいものを撮りたい明るさで撮れるってのは気持ちが良いモノです。
こういう調整はRAW現像時にもある程度できるのですが、RAW現像でできるのはあくまでも電子的な調整ですので、シャッタースピードを含めた光学的な露出はやはり撮影時にできるだけ決めておきたいのです。
ちょっと方向を変えて。夜空に合わせてみたのがこちら。
右の建物の照明に合わせるとこうなります。
しかし、頭にも書きましたが、測光方式の違いやAEL(AFL/親指AFはMFレンズを使っているので必要なしですが)なんて機能は、頭で理解しても、どう使って、使うとどういう利点があるのか、実際に必要に駆られないと分らないモノですね。
実際、2年前にこの記事を自分で見てもフーンで終わったと思います。
まぁ、こういう機能やテクニックを知ったところで、気に入った写真が撮れるわけでは無いんですけど、せっかく使える道具は上手く使わないとということで。
これで、以前書いたカメラ年表の末尾に2016/中旬:スポット測光とAELを使い始める。ってのが追加されます。
てことで
ではでは