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RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

素人が語るカメラ話

カメラ
AELと測光

素人と付けることで、間違ったこと書いても許してねと卑怯な逃げ道を作っていますが、先日も少し書いた測光のお話です。

前回はスポット測光をメインに書いたのですが、実際に便利なのはAELの方なんです。

まずAELを覚えて、更に細かく測光するために必要ならスポット測光を使うという順番でしょうか。

言葉では伝わり難いのでまずはAELを使わない場合によくある状況から。

1. AEL無しの場合

f:id:RYEMASH:20161227230502j:plain

例えば、こんな明るさでビルを撮ってみたいという状況を考えます。

ここで、もう少し空の面積を増やしたいなと、少し右にカメラを振ると。

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画面内に空という明るい部分が増えてしまうので、これに合わせて露出が下がり、ビルが暗くなってしまいます。

逆にビルの面積を増やそうと左に振ると。

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元々暗いビルの部分が増えるので、露出が上がって、ビルが明るくなってしまうのです。

この時は曇り空であんまりコントラストの強い状況では無いので少し分り難いのですが、青空や、夜景等ではこの状況が顕著に表れます。

要はちょっと構図だけを変えたいというときに、明るさまで変わってしまうというところにストレスを感じていたのです。

ここで使うのがAEL、露出ロックです。

2. AELありの場合

まず先ほどの一枚目と同じ構図をとります。

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ここでAELボタンを押して、この露出で固定します。

そうすると、カメラを右に振って空を多くしても。

f:id:RYEMASH:20161227232135j:plain

ビルの明るさは変わりません。

左に振ってビルを多くしても。

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もちろん、同じ明るさでビルを取ることができるわけです。

これはかなり便利な機能だなと感動した次第。まぁ、これに気が付くまで2年かかった訳ですが。

ところで、ここまでの写真は全て分割測光で撮っています。たとえスポット測光を使ってもAELを併用しなければ、最初の3枚の様に、構図毎に明るさが変わるのは同じです。

じゃあ、スポット測光は何で使うかと言いますと、好みの明るさを厳密に見つける為です。

極端な例を挙げますと。

3.スポット測光+AELありの場合

スポット測光にしますと、ファインダーの真ん中に小さな円が出てきます(機種によって違うのでしょうが)。この小さな円の中だけを測光するのがスポット測光です。

なので、例えば小さな円を太陽に合わせて測光しますと。

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こんな風に完全にアンダーな写真になります。分割測光では同じように太陽を真ん中においても、1枚目の写真にように、全体の明るさから適切な露出にしてくれるのとは対照的です。

もちろん、ここでAEロックしますと、構図を変えても同じ明るさです。

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太陽に露出を合わせることは普通無いでしょうが、夜景でイルミネーションを撮る時なんかは便利でしょう。

気を付けなければならないのは、スポット測光では狙った箇所がシビアに測光されるので、測光後に大きく構図を変えると露出オーバーやアンダーになりやすくなります。上記の写真は最初っからアンダーなので、構図も何もあったもんじゃないですが。

といいつつ、私の場合少し違った用途でスポット測光+AELを使ってます。

ココからはE-P5独特の使い難さに由来するものです。

実際には、上記のような露出調整は、測光方式にもAELにも関係なく、構図を決めた後に露出調整ダイヤルをその都度回して調整することは可能です。

ですが、E-P5の露出調整ダイヤルはとにかく空回りして、操作性が非常に悪いのです。

なので、露出調整ダイヤルを使うより、スポット測光で明るめのところとか暗めのところで露出を探して、AEロックする方が早いのです。ロックした結果が暗めだったらもう少し暗めのところを測光し直し、逆に明るめならもう少し明るいところを測光するといったやり方です。

が、こうやって露出を探すのは結構面倒なので、要は好みの露出がびしっと決まるのならば、分割測光でもスポット測光でも中央重点でも好きな測光方式で問題無しです。

私の場合は外の風景なら基本的に分割測光+AEL、酒写真の様に明暗の差が大きい写真の場合はスポット測光+AELという風に使い分けています。

これが正しい使い方なのかどうかは分かりませんが、少なくとも酒写真の場合、RAW現像時に大きく調整する必要が無くなって楽になりました。いくらRAWで調整が効くといっても、撮影時になるべく好みの状態にしておいた方が現像時にゴチャゴチャ設定をいじらなくても済むのです。

てことで、えらく長い文章になってしまいましたが、まだまだ気が付いていない機能があるはず、それを見つけていくのも楽しみです。

ではでは