ズームレンズ試写 その2
ボケ編
ほとんどウメですが。すいません。
もとい、このレンズは開放F4.0かつm4/3なので、ボケには弱そうですが、どうでしょうか。
行先はいつもの砧公園です。
お目当ては去年はNOKTON classicで撮った梅です。ご夫婦で御覧になっているのが何とも穏やかで、この一枚を選んでみました。しかし、去年は気づきませんでしたが、この3本は色がグラデーションになっていたのですね。
白梅から。F4.0、182mm。とろける様な感じでは無いですが、合焦部分がカチッとしてるので、ボケも大きく感じます。
F4.0、122mm。上と同じ印象です。
F10、200mm。F10まで絞っても、テレ端でギリまで近づくときちんとボケます。F値が明るいに越したことは無いですが、やはり被写体と背景の距離が大事ですね。
続いて、真ん中の桜色の梅。変な表現ですが。
F4、172mm。こちらは背景が2線ボケっぽくなって、少しうるさい感じになりました。
そして紅梅。
F4.0、200mm。やはり梅といえばこの色が好きです。
背景はやはりうるさい感じですが、これは構図が悪いですね。
F4.0、200mm。背景を整理すると結構幻想的にボケで、対象が引き立ちます。
F4.0、200mm。逆光、透過光での一枚です。
花の光を通した色合いは好みなんですが、やはり背景がうるさい。
ここから梅以外。
F4.0、200mm。緑と人工物ですが、こういう画ならば硬い描写が合ってる気がします。
F4.0、200mm。ちょっとレモンボケになっているようです。
さて、こうやって色々撮ってみますと、綺麗なボケを作るにはF値等のレンズ性能云々はあるとしても、やはり構図や距離なんだなと、改めて気づかされた次第。腕やセンスが無いとなぁと。
てことで、何事も機材のせいにはできないという、身もふたもない結論で。
ではでは