帰宅が早い日は
飲む
遅くても飲むのですが。
どうせなら自然光映えする、かつ最近飲んでないモノということで、今回はこちらです。
赤ワイン。アルザス、ジャン・ガングランジェのピノ、2014です。
開けた時に、かなり硬い香りがしましたので、片口に入れて空気に触れさせてみました。
ジュラやアルザスのような寒い地方のピノは、若ピノでも色合いが茶色がかって、ブルゴーニュの10年以上経ったもののような見た目です。味わいも落ち着いてはいるのですが、さすがにブルゴーニュの長期熟成とは違い、少しライトな感じですね。
ですが、カリフォルニアのナパやオーストラリアのヤラ、ニュージーランドのように、お日様を強く感じるフレッシュさは抑えられています。そういうピノも好きなんですけど。
開けた時の硬い感じってのは、ちょっと刺さるような酸の香りと、ガメイの様な生臭さなんですが、これは開いてくると旨味に変わってきました。生臭さはちょっと残るかな。
手軽に美味い、でもフレッシュ過ぎないピノを飲むなら、アルザス、ジュラはお勧めです。値段も手ごろだし。
さて、ここからは写真のお話し。最近、酒とカメラはセットですね。
この一枚は、逆光でピノの色を出しつつ、懐中電灯でラベルを照らして作りました。懐中電灯は体育座りで膝の間に挟むというトリッキーな形です。
これが、順光で撮るとこうなります。
色合いがピノでは無く、カベルネとかシラーのようです。
ラベルは撮りやすいのですけど、ピノ感は出ませんね。
さて、ワインに戻って、寒い地方のピノは早い時期から良い味を出しますが、長期保管には耐えられないかなと思っています。今回の様に、3年から5年くらい置いたものがちょうど飲み頃かと。
てことで、ワインの話になると妙にいやらしい語りになるってのは前にも書きましたが、今回もそうなってしまいました。まぁたまにはスノッブにてことで。
ではでは