FISCHER AUDIO Omega Infinity
無駄に強そうな名前
さてさて、普段BTイヤホンとして、NuForceのBe6iを愛用しておりまして、耳も慣れたのか低音の不足感も感じ無くなり、更に先日のAndroid7更新で不本意ながらもラウドネス設定がデフォになってしまいましたので、音的には何の問題も無いのですが、一つだけ不満が。
遮音性です。
以前は徒歩通勤でしたので、静かな道を選べば特に気にもしなかったのですが、電車通勤になると、Be6iの遮音性の無さは結構致命的です。
耳の健康のためにはあんまり音量を上げたくないし、じゃあ、ここらで通勤用を探してみるかということで、最終的に選んだのがこちらになります。
FISCHER AUDIOのOmega Infinityです。
FISCHER AUDIOはメジャーなメーカとは言えないでしょうが、ヘッドフォン好きには木製ハウジングの製品を出しているということで、知名度はあるメーカです。
選択肢としては、やはりPHILIPSやJBL、Jaybird、Beats、B&Oなんかがあり、audioというかテレコン機器としてはJabra、日本製ならテクニカやsonyなんてのがあるのですが、変に拗らせたイヤホン好きとしては、何か特徴のあるものということで、このFISCHER AUDIOを選んでみました。
何といってもロシア製ってところが、良くも悪くも興味を惹かれます。
形的には、所謂Shure掛け。これは変更できませんし、角度の変更もできません。Shure掛けがダメな方には、一発で選択肢から外れますね。
ハウジングは少し大きめですが、気になるほどのモノではありません。磁石で両側をくっつけることもできます。
シャフトの太さは、コンプライで言うと500位でしょうか。
なので、Be6i用に購入したCrystalline audioのチップを使うことができます。ただ、引っかかりが無いので、雑に使うとひっこ抜けるかも。
操作系は一般的な三つボタン。再生停止、音量調整、長押しで曲の送り戻しができます。ただ、ボタンはかなり硬いですね。これはロシア仕様なのか?
充電はMicro USB。カチッとははまらず、ヌメッと刺さる感じ。このフタは絶対切れるでしょう。
この辺りで肝心な音のお話を。
ドンです。
ドンシャリでは無く、ドン。
とにかく低音が強い。これは売り文句にも書いていましたし、Be6iと敢えて違う方向を狙ったので望み通りなのですが、さすがにプレイヤー側のラウドネス設定と合わさるとバランスが崩れ過ぎます。
このイヤホンを使うときにはラウドネスはオフですね。ただ、遮音性が高いので、Android7で問題になった、バカみたいに音量が上がる手前で十分な音量になるので、これはこれで良いでしょう。
Be6iの様に、フワーッと広がる音質では無いのですが、使っていくうちに高音も出てくるかもしれません。
ただ、騒音の多い中で使う分にはウェルバランスです。
一応スペックだけで言いますと、aptX対応です。音質関係ないですがNFCには対応してません。
1万円以下の製品ですが、パッケージは結構しっかりしています。安物感はありません。
付属品は先ほどの写真にもあったケースに入ってますが、最低限。
充電用のUSBケーブルと、シリコン素材のチップだけです。フォームチップは入っていません。
まぁ、何だかんだ言っても、この製品の特長というか面白はやはりこれでしょう。
Developed in St. Petersburg。
実際の製造場所はどこか分かりませんが、なんか惹かれます。
てことで、久しぶりに増員されたAudio機器。まだ、室内でしか聞いていませんので、BT通信の安定性や、製品自身の堅牢性や耐久性なんかは判りませんが、第一印象は思った通り。
これから、常用に耐えられるのかどうか等、確認していこうかと。
てことで
ではでは
あ、肝心なことを書き忘れました。遮音性はばっちり。フォームチップを使う前提ですが、台所の換気扇の前で聴いても殆ど外部騒音は聞こえません。その代わりに無音状態でちょっとノイズが乗る気がしますが、これも音楽にマスクされるので問題無いでしょう。