マニュアル単焦点も楽しい
散歩
足慣らしのお供として、久しぶりにMFのUltronを持ちだしてみました。
感覚を忘れていましたので、いつもの被写体で無限遠のオーバーインフを確かめるところからスタートです。
ぬるっとしたフォーカスリングの動きが気持ちいい。
天気が良すぎたので、F1.7の開放は光の方向を考えないと難しかったのですが、やはりこの描写は良いですね。後ろのボケはちょっとうるさいですが。
NOKTONのF0.95程ではないですが、開放にすると被写体から光が放射する感じに見えてピントがとり難くなります。これは、背面液晶で撮りましたが、やはりどんな不細工な見た目でもチルト式EVFが欲しいなぁ。
秋のうろこ雲です。日差しは強いですが、季節は秋ですね。
明暗の強い風景で、久し振りにAELを使いました。今のボタン設定だと中指が拡大、人差し指がレリーズ、親指がAELと自然に指が当たるので、このボディは使い易いのです。
無限遠を確かめておいたので、ほぼノールックで撮った一枚。鉄骨も青いのですが、空の青には勝てません。
石積みの様な木の幹。もっと鬱蒼というかヌメっとした感じだったのですが、撮影時でも現像でもその味を出すのは難しいです。
こんな風に、久しぶりにMFのUltronを持ち出した散歩でしたが、MF単焦点だと変に悩むことが無くて楽です。カメラの挙動にイライラすることもありませんし、撮りたいものをじっくり見てシャッターを切るので歩留まりも良くなります。
なんて書くとMF単焦点原理主義と思われるかも知れませんが、全くそんなことはありません。コレを比べるのはラーメンとカレーどっちが美味いかを比べると同じくらい意味がないかなと。
例えば旅行などでどんな風景に出会うか分からないときには絶対AFズームを持っていきたいし、ある程度被写体が見えている時には単焦点で身軽に行きたいしと上手く使い分けていきたいものです。
まぁ、でも明るいレンズは楽しいものです。
てことで、久し振りに外撮りをした一日でした。
ではでは