RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

音楽とデータと

価格

さて今度はAudio関連でもソフトです。

今期のアニメで宝石の国というのがあります。これがとても面白いし、op/edの曲も良いなってことで、久し振りに曲を買おうかと思ったのですが、CD発売はもう少し後のよう。

ミュージック -TVアニメ『宝石の国』公式サイト-

ですがDLはあるようなので、まずはmoraから探すと。ありました。

鏡面の波:AAC-LC 320kbps / 10.4MB / 250円

うーん。AACしかないのかぁ、まぁBTで聴くから良いかと思いつつ、他のサイトではどうだろうと何気なく探すとOTOTOYでも発見しました。

鏡面の波:ALAC FLAC WAV 16/44.1 / 250円

ん?AACの非可逆とALAC/FLACの可逆どころか素のWAVも同じ値段?

可逆とWAVが同じなのは普通ですが、AACも同じってのはちょっと腑に落ちません。

更に、レコチョクを調べると、

鏡面の波:4.8MB / 250円

ファイル形式は書いていませんが、このサイズだとおそらくmp3の256以下でしょうか。

でも、これも250円。

この他iTunesや配信系のamazonでも250円。

音楽がCD等のハード媒体から、DLになり、更に配信メインになって来ているのは判っていますが、それなら尚更データ量の差ってのは値段に反映されるのではないかと疑問に思うのです。

いや、本当はformatの差による音質の違いがあるのにってのが一番引っかかるのですが、正直AACの320とCD音源の差を聴きとれる自信はありません。

だからこそデータ量によって値段が変わるかと思ったらそうでは無いのですね。

じゃあ、私はいったい何に対してお金を払っているのでしょう?というか、音楽の価値って何で決まるんだろうと、根源的な謎にぶち当たりました。

単純な正解は聴く権利、つまりライセンスなんでしょうが、UXの観点からしても、オンラインでしか聴けない配信曲とオフラインでも聴けるDL曲が同じってのは納得できません。

通信を使う代わりに、ディスクを圧迫しないというトレードオフなんでしょうか。

いや、そもそも論として音楽の価格がどのアーティストでも同じってのはどうなんだろうと、おそらく数限りなく議論されてきたであろう疑問に当たってしまいます。

まぁ、結局OTOTOYから買ったのですがね。ALACで32.5M。実にレコチョクの8倍のデータ量でも同じ値段。さらに、これがあればAACもMP3でもなんでも変換できるというのに同じ値段。

なんかおかしい気がします。これで、ハイレゾが来たらどういう値段になるのでしょうか。

音楽の価値がデータ量では無いのならば、ハイレゾも同じだろうと。いやそもそも、音楽をデータ量で語るのは嫌だなと。

てことで、寝酒のジンも効いてきて支離滅裂になってきたところで。

ではでは