先入観が
壊される
バーボン好きを自称して数十年。拗らせてしまうと、メジャー処のボトルには手を出さなくなり、そういうのを注文している人を見ると、フフッと見ている自分がいたのです。
具体的にはハーパーの12年。
短い時間の紆余曲折があったのですが、昨夜バーに行き、まず、Dadのoldボトルが入っていたのでそれを一杯。70年代にでた記念ボトルなのですが、これがまぁ美味い。たまたま隣にいた常連さんやバーテンダーさんとも一緒に飲んでみたのですが、これまでのバーボン歴で1,2を争うレベルの美味さ。
70年代ボトルで全く味が死んで無いのも凄い。
あ、興奮しすぎて写真は撮ってません。
その後、もう一つのoldボトル。これはハーパーの2000年頃に出たモノを飲んだのですが、これもまた美味い。
で、試しに、現行の12年を飲んでみたのですが、これがまた美味いのです。
内心、昔は美味かったけど、最近はねぇなんて比べるつもりで頼んだのです。が、oldボトルと比べてしまうと、流石に違いはあるのモノの十二分に美味い一本。
ハーパーの12年は角いダイヤモンドカットが入ったようなボトルですので、おそらくどんなバーにもあるはず。だからこそ、先ほどのフフッ感があったのですが、見識を改めました。
美味いモノは美味い。
そこから、更に丸ボトルの普通のハーパーも頼んで3本ショットで比べたのですが、さすがに丸ボトルは普通。でもソーダ割りなんかではとても美味そう。
まぁ、ハーパーは80年代の終わり、バブル期に散々消費され、そのバブルの印象が強く染みついていましたので、私も敬遠していたのです。
ですが、今現在ハーパー12年は味と価格がかなり高次元でバランスのとれた一本でした。
ほんと避けていてすいません。
で、飲み過ぎたんで、今日は昼くらいまでウダウダしていたのですが、起きて、ちょいと動くとやっぱり飲みたくなる。暑いし、休みだし。
ターキー8のソーダ。
鉄板ですが、これでも避けていた時期があったのです。ターキーなんてねって。
でも、そういうのは勿体ないねと思い知らされたバーの夜。
てことで
ではでは