999.9 Four Nines
自爆の代償
酒自爆の話は簡単に言うと、家の数歩手前ですっ転んだだけなのですが、ここの因縁噺をしてもしょうがないので、失ったモノ、新たに手に入れたモノの話でも。
メガネです。
すっ転んで、顔面から着地し、メガネはバラバラ。あと色々負傷とか信用とか失いましたが、財布的にメガネが痛い。で、この代償として新しいメガネを造る羽目になりました。
999.9のNPM-106、フローオリーブです。
転んでぶっ壊れたのも999.9だったのですが、やはりかけ心地という点でこれを選んでしまいます。
今時、5千円からレンズ込みでメガネが作れる時代ですが、顔にスッとはまる感触は999.9ならでは。しかも10年以上使えるという意味では、ランニングコスト的にも割高感はありません。壊さなければね。
スッとはまる要因はこのテンプルのS字カーブ。更にチタン素材なので、劣化も少ないのです。
劣化が少ないという意味では、今回常用メガネが壊れて、テンポラリに使っていたのも20年以上前に造った999.9なのです。
流石に多少傷はついていますが、未だに問題無く使えるフレームです。ですが、レンズを変えていないので、どうせならと今回新しく造った次第。
ブランドが出来て間もない頃のモデルですので、S字部の見た目も洗練されていませんが、機能的には問題無し。
ただ、今回ショップで話しを聞いたところ、ブランド立ち上げの方は居なくなっているそう。それを物語るのが鼻当ての部品。
テンプルのS字と並んで特徴的だったのが、鼻当ての亀さんだったのですが。
先ほどの20年以上前のに付いている奴です。
これが、今のモデルでは亀がいません。
こんな風に。
まぁ、目立つ部分でも無いし、機能的にも意味は無いのですが、こういう遊びが無くなったのはちょっと残念。
ちなみに、私がメガネを新調する際には、フレームは999.9の店で買って、レンズは富士メガネさんで付けます。北海道では有名な富士メガネですが、関東にも数件あり、数十年前からのカルテも全部残ってますし、レンズ調整もとにかく丁寧なので、ここ以外では造れないですね。
てことで、なんか最後は宣伝くさくなりましたが、それなりにショックなメガネ新調でした。
ではでは