クラフトビールはどこに行った?
それとヘイジー
昨日の暖かさとは打って変わって、雪見酒になってしまいました。
こんな日でもまず飲むのはビールです。今日は2題。
まずはメインタイトル。
最近ビールはネットで買わず、酒屋で見つけたら買うって感じだったのですが、久しぶりにNZのビールが飲みたいなとネットを漁ってみたところ、どこにも無いのです。
もっと言えば、NZだけでは無く、外国産のクラフトビールの扱いが軒並み無くなっているのです。
こういう日本産のクラフトは相変わらず沢山あるのですが、外国産だとBrewdogやBallast point、シエラネバダ等の有名どころ以外、かなり少なくなっているのです。NZはほぼ全滅、ベルギー、ドイツは結構あるかな。
店頭でも少なくなってきたのを実感してはいたのですが、まさかネットまでとは。
マイクロブリュワリーも淘汰されてきたのかと思えば、本国では普通に醸し中。
ならばと、ParrotDogやFank Estate等の醸造所から直接仕入れようかなと思っても、日本へのシッピングはやっていない模様なのです。
そもそも、人気が無くなったから日本の仕入れ元も無くなったのか、なんか法律が変わったりでもしたんでしょうか。ちょっと寂しい状況です。目白の田中屋さんにでも行けばあるのかなぁ。
というちょっと暗い話題はここまでにして、最近流行りのHazy IPAについて。
先ほど、クラフトビールが少ないと書きましたが、そんな中でも店頭ではHazy IPAが見つかります。やはり流行っているのでしょうか。
本日飲んだのはこちら。
シエラネバダのHazy little thing IPAです。
御覧の通り、後ろの缶が見えない程のにごり具合。Hazyの名に恥じないですね。
ただ、味は前回ご紹介したballast pointのALOHAに比べるとかなり普通のIPA寄り。青臭さと苦みを感じる正統派のIPAです。
この辺りは、Hazyの定義はコレっていうモノがあるわけでは無く、流行りに乗ってる感じかな。でも美味いから良し。
同じように、にごってはいても、所謂Hazy IPAの味では無いモノは結構あります。
先週飲んだこちら。
BrewdogのNative Sonです。
そもそもHazyとも書いていないのですが、かなりのにごりっぷり。でも味はゴリゴリのIPA。
逆にかなり以前に飲んだBallast pointのunfilteredなんかはまさにHazy IPAでした。
まぁこういうのもありますので、Hazy IPAという分類は後付けの種別なんでしょう。濁ってるからといって、酸味があって、微発泡ばかりじゃないという日本酒と同じなのかも。
でも、やはり美味ければ良し。
てことで、珍しくビールのみの酒記事でした。
あ、書き忘れましたが、最初の写真のビールはRydeenのポーターです。香りは香ばしさと燻製香を感じますが、味はさっぱりめ。後味は甘めで、昼に冷やして飲むポーターというイメージでした。
ではでは