定番で美味い
2本
遡りながら酒の紹介をするシリーズ。今回は22/8/30です。年まで書いたのは去年まで遡る可能性があるから。
この日はビールからの日本酒と私の中の王道を行ったみたいで、まずはこちら。
定番Left handのIPA。過去にもご紹介したかもしれませんが、The IPAって感じで美味い。
当時のメモを見ても、「ガツンとした苦さとシトラス、お手本のIPA」とだけ書いてあり、今の頭の中の印象と同じですね。
からの日本酒はこちら。
米の香りが心地よい一本。甘めで酸味もほとんど感じませんが、べたっとした重さもなくスイスイ系の日本酒です。
複数の品種と書いてますが、今調べてみると、掛米が出羽燦々。麹米が山田錦。四段が愛山らしいですね。
メモを見ると「最近こういうスイスイ系の酒が多いのでたまにはヒネた重い酒も飲みたいね」とあります。確かにね。
とはいえ好みの味です。
酒器は金属ですが、夏場は涼しげな金属器もしくはガラス器の出番が増えます。本音的には手入れが楽だからという面もありますが。
てことで、今回は定番かつ安定の2本をご紹介でした。
ではでは
ノイズはわからん
オカルトじゃなく
アンプを刷新して、さぁこれでストレスなく音楽三昧だぜと思っていたのですが、思いもよらぬところで問題が出てきました。
ポップノイズです。Luxmanアンプでインプットセレクタを操作すると、ポンッっていうノイズが出るのです。
バチッというありがちなポップノイズでも無いし、電源オンオフ時はノイズは出ない、ボリュームの大小でもノイズの大小は変わらないし、最小音量にしても出る、何故かインプットセレクタ操作とパワーアンプとして使うためのseparate操作でだけノイズが出るのです。
再生音に何か影響があるかと言われればわからんのですが気持ち悪いのは確か。
何かループとか発生してるのかなと色々試行錯誤してみると、
・マランツAVアンプとのプリ/パワー接続し、かつUSB DACからの入力があるとノイズが出る。マランツアンプの電源オンオフは関係なし。
・マランツAVアンプと接続しても、Luxmanアンプへの入力がCDプレイヤならばノイズは出ない。
・マランツAVアンプとの接続を切るとUSB DACでもノイズは出ない。
うん、わからん。
とりあえず、ぐちゃぐちゃだった配線はダメだねと、電源線や伝送線をデジタル/アナログで場所で分けたり、必要のなくなったデジタル接続を外すなどしてみたのですが効果は無し。
更に調べてみるとどうもUSB DACがUSB給電だと問題が出るっぽい。ただし理由もわからない現象論だけ。
でもねってことで、外部給電のUSB DACを新調しましたよ。
iFi-AudioのZEN One Signatureです。
結果、問題は解消しちゃいました。原因もわからず解決するのは何かもやもやするのですが、とりあえずポップノイズは解決です。
ちなみにこのDACはUSB給電でも動作するのですが、AC/DC給電を外すと今度はポップノイズどころか普通にノイズが乗ります。うちの環境よっぽど変な電磁波出してるのかなぁ。
さぁ、とりあえずこれで終わりだと思ったんですがね。今度はマランツアンプと繋ぐと10Khzくらいのノイズが出るんです。
もう、理由もわからんのでノイズキャンセルとしてバランス伝送にすっかと繋いだのがこちら。
iFi-Audioの純正ケーブルは2mもあるし2万円近くするし、そもそもケーブルノイズをキャンセルするためのバランス伝送なのに、長くしてどうすんだということで悩んでたんですが、アマさんでケーブル屋さんのいい感じのやつを見つけたので試しに使ってみました。4.4mmからXLRのケーブルです。
これの50cmです。
結局これでアンプ間のノイズも消えました。やっぱり理由が分からないのでもやもやはしています。
てことで、色々と苦労と出費はしたし原因もわからないけど治った等ありましたが、今は満足した音楽ライフです。
次はプレイヤーの話くらいかな。
ではでは
2000円台のブルゴーニュ その3
タイトル詐欺
良い音楽を聴くと酒が進むのですが、今回は2本とも色んな意味でタイトル詐欺です。
まずはこちら。
まずイタリアワインということでフランスすらブルゴーニュでもない。でも2000円台ってことでギリ許してほしい一本。
イタリア、カンティーナ・トラミンのゲヴェルツトラミネール 2020です。
ゲヴェルツが飲みたいなということで選んだものですが、これがThe ゲヴェルツって感じで非常に美味いのです。
色はかなり黄色。口開けはエルダーフラワーの様な花の香りとちょっと控えめなスパイス感。
ワインには珍しく、口開け時のバランスが美味いのですが、その後あえて白だけど温度を上げると花の香りがバラ方向に変化してこれがまた美味い一本です。
続いてこちら。
こちらは正真正銘ブルゴーニュ ピノ。ですがお値段が3180円とちょっとはみ出しました。円安の今なのでこれも許して欲しい一本。
ものはブルゴーニュ・ルージュ シャルム・ド・テ 2013 ドメーヌ ティエリー・モルテです。
久しぶりに10年近い時間を置いたビンテージ。
色は枯れた茶色が乗ってきています。写真では分かり難いですがグラスに注いだ時から期待が高まります。
味は開けたてはゴムタイヤ感が強い。長熟に耐えられる系のピノに共通する傾向です。この辺の表現は個人の感想になってしまいますが、長熟に耐えられる良いピノを早めに開けると私の感想はゴムタイヤやセメダイン感なのです。
これが3000円台前半で飲めるのは良いドメーヌです。
空気に触れて温度が少し上がるとどんどん複雑な味になっていきます。何故かチーズクラッカー的な味も乗ってくるのが面白い。
てことで、しばらくAudio系の話が多かったですが、音楽と酒は最高の友ということで酒の写真も溜まってます。ただ、どこまでご紹介したのかが分からなくなったのでまずは新しい方から順番に記事にする予定です。
ではでは
無音の世界
連鎖する欲望
分かってはいたのですが、audio機器を一つ新しくすると周辺機器も気になってくるのです。
今回第一に気になったのはPC。
以前所有していた千数百枚のCDをすべてPCに取り込み、さらにハイレゾ音源等もちょこちょこダウンロードしていましたので、現状の音楽再生機器はPCなのです。
そうなると気になりだすのがPCのファンノイズ。特にアンプが変わり小音量のBGM的で聴く機会が増えるとどうしても気になるのです。
その結果がこちらです。
写真向かって左側のファンレスPCを購入してしまいました。音環境の変化は絶大。
右にあるshuttleベアボーンも決してうるさいPCではなかったのですが、例えば寝る前にPCをシャットダウンしたときに、あぁこんなにファンノイズが鳴ってたんだと感心するくらいにはうるさかったのです。ノイズの大きさというよりちょうど耳に響く周波数だったのです。
ならばと購入してしまったファンレスPC。当たり前ですがほんとに無音でびっくり。正直アンプを買い替えたよりも効果は大きかったかも。
モノはskynewのファンレスPC K7、第10世代のcore i3、音楽や動画を見る分には十分なスペックだろうと判断しました。Celeronでも良かったのかも知れませんが、Celeronにあんまり良い印象が無かったのでこちらにした次第。
結果動作感は全く問題なし。windows 11も初体験でしたがこちらも巷で言われてる程の違和感は無し。パフォーマンス設定をパフォーマンス優先にして、後は細かい見た目を少し変更するだけで特に違和感は感じません。
内蔵ストレージはSATA接続の256GB M.2 2280のみ。NVMeじゃないし容量も微妙ですが用途を特化すれば発熱も少ないし良いかなと。
内部に2.5インチSATAベイもあるようですが、この小さな筐体の中に少しでも発熱体は入れたくないので、外付けのUSB SSDを接続してます。取り込んだ曲は全てその中です。
インストールするアプリも最小限にして、chrome、MusicBee、Amazon music unlimitedくらいです。MusicBeeやAmazon music unlimitedに関してはまた別の機会にでも。
正直なところ私がPCを使う一番重い作業はRAW現像くらいなので、このファンレスをメインPCにしても良いのですが、信頼性とバックアップのHDDは必須なのでShuttle PCも現役にしています。
結果こうなりました。
マランツアンプに押し出されたBDプレイヤーを上段に置いて、PC系を下段に集めています。
ファンレスPCを左に置いてるのは直射日光でラジエータの温度を上げないため。
と、これで環境は整ったかに見えましたが、思いもよらぬところで問題が出てきましたので、それはまた別の機会に。
てことで
ではでは
何故Luxman?
しかも505
前回何故2chアンプに替えたのかを書きましたが、今回は何故Luxmanのこの機種なのかというお話です。
結論から言いますと、
Luxmanアンプの音と見た目が好きだから。
これだけです。
さすがにこれだけじゃああんまりですので、無理やり理由を考えると。
20年以上前に購入して今も現役なこのスピーカー、B&W ノーチラス805との相性が非常に良いという印象を持っていたからです。
昔このスピーカーとL-507s2アンプを初めて購入した時の音には、ほんと正座するか踊って聴くかくらい感動したのです。その印象が残っているのですね。
じゃあなんで同じ507型番じゃないのか?
高くなっちゃったからです。今はL-507Zという型番になっていますが60万越えのお値段、さすがに手を出す気がしません。かつZ型番になってフロント中央にデジタルの音量表示が付いてこれはいらんなと。
何で505uxII?
値段の話しは一番大きいですが置いとくとして、前述の507のようにこれもZ型番になる可能性が高い、そうすると見た目が好みじゃ無くなる可能性が高いのです。かつuxIIは2017発売で色々問題も枯れているだろうという判断です。
で重要かつ世知辛い話に戻りますがたとえ型番がそのままでも昨今の円安、半導体不足の状況から値上げの可能性もあるかなと。実際アキュフェーズですら値上げしましたから。
他のメーカーは?
前回の記事でもちょっと書きましたが、今はAVアンプも2chアンプも選択肢がほとんど無いのです。パイオニアやオンキョーといった日本メーカーが軒並み無くなったのに加えて、海外メーカーを加えてみてもローエンドとハイエンドばかりになり、ちょっと気張って買うかというレンジの製品が無いのです。デノンとマランツくらいですかね。でも針メータが無いから除外。ヤマハ、テクニクスもあるのですが全く使ったことないのでこれも除外。となると選択肢はなかったのです。
てことで、最近オンキョー、パイオニアがブランドとして復活するとの話もありますし、なんとかaudioの選択肢を増やしてほしいと願いつつ。
ではでは
何故今アナログ2chアンプ?
記憶音
先日ご紹介したL-505uxIIについてのお話。何を書こうかと考えてると様々な思いが浮かんできて収集が付かないので、まずは何故既存のAVアンプから2chアナログアンプに替えたのかという点からです。
幾つか理由はあるのですが、こちら。
現状inputしているのはPCからDAC経由の2chアナログ入力になります。
つまり
理由1
普段聴いている音楽のほとんどは2ch。だったらAVアンプにこだわる必要はあるのか?と薄っすら疑問を持ったこと。
理由2
そんな思いのなかマランツのAVアンプが不安定な動作をし始めたが、買い換えようにも今のaudio製品ではほとんどのメーカーが廃業しておりAVアンプとしての選択肢がほとんど無い。この辺りのお話はまた別の機会にでも詳しく。
理由3
そもそも昔の環境で聴いていた曲と今聴いている曲の印象が違いすぎる。
3番目の理由になってしまいましたが、これが一番大きいかも知れません。元々20年前くらいにスピーカーB&W ノーチラス805とアンプLuxman L-507S2で聴いていた頃の曲の印象というか感動というか、この曲はこの空気感が良いとか、この曲はこのベースが良いとか、そういう印象音と今の再生音が乖離していたのです。
もちろん若いころから比べると耳も劣化してるし、同じように聴こえ無いのはしょうがないのですが、それでも今の環境がB&W ノーチラス805を鳴らし切れてるとは思えないのです。でその原因はアンプにもあるんじゃないかと思った次第。
…
ここから先は何故Luxmanのこの機種なのかという話になりますのでまた別の機会に。
要は普段音楽を聴く分には2chで十分であるし、ならばその品質を高めようということでした。
てことで
ではでは
ロマンのかたまり
アンプ購入
今更pure audioなんてニッチな世界ですが購入してしまいました。
こちら
LUXMAN L-505uXIIです。
6月に購入依頼をして、つい先日届きました。LUXMANは以前にL-507S2を使っていたので人生2度目の出会いになります。
デジタル受けは全くなく、純粋なアナログ入力アンプです。
左右に綺麗に分かれたスピーカー端子と真ん中に位置した電源がコンストラクションの良さを感じます。
リモコンは結構多機能。AVアンプのリモコンに比べればシンプル。正直ボリュームだけでもいいのですが、separateがリモコンで操作できるのは地味にうれしい。
というのも、マルチチャンネル用のmarantzアンプのフロントメインアンプとしても使いたいので、リモコンで切り替えられるのは楽なのです。この点L-507S2は物理的なブリッジでしたね。
針メータはまさにロマン。なんの意味があるのかと言われてもカッコ良いからとしか言えません。色は寒色の青。マッキントッシュよりは少し控えめな青。ここは暖色系が良かったけどどうせイルミネーションオフにするので問題無し。
てことで、なんで今こんなものを買ったのか、何故この機種なのか、音はどうなのかなんて話は追々していこうかなと。
ではでは