レザークラフト その2
2球目も変化球
さて、見出しにもありますように、2球目も変化球です。お題は騒音。
まずは私の普段の作業環境をご紹介。
これが穴あけ作業時の普段環境。
ちゃぶ台の上にコルクボードを引いて、その上にゴム台をおいて、木槌で打ってます。
作業的にはこれで問題無く、また写真にもあるように、コルクに目打ちや菱目打ちを刺すことができますので、効率も良しです。
ただ、この環境ですと、菱目打ちと木槌があたる音、さらにその振動が床に伝わり、かなりの音がします。
基本的に、穴あけ作業は夜の8時までとしているのですが、それでも、大家さん経由で下の階の方から苦情が入ってしまいました。
まぁ、こんなことで隣人と揉めてもしょうがないので、なんとか音を立てない方法を模索し、たどり着いたのがこれ、
左がビーズクッション、右が固めの座布団と、上に5キロくらいの鉄板です。
これを重ねて、こうします、
さらに、木槌がゴムハンマに変わってます。
こうすると、低反発素材のように、上からゆっくり押すと沈み込むのですが、ハンマで叩くような瞬間的なインパクトでは沈まなくなります。で、床への振動は、ビーズクッションで吸収され、菱目打ちとハンマの当たる音もゴムハンマだと、ほとんどなくなります。
もちろんこの環境でも、力任せにぶっ叩くと音はしますが、そんなことはしませんし、逆に、慎重に打つことで丁寧な仕上がりになります。
効率的には、ゴムハンマが結構重く、また慎重にやるので遅くはなりますが、丁寧さとのトレードオフでプラマイゼロですかね。
なお、この中で座布団は抜いても作業はできますが、鉄板がぐらぐらしますので、できれば厚めで硬い綿物を引いたほうが良いでしょう。
鉄板は必須です。なるべく重くて、それなりに面積があるほうが、圧力が分散されます。私は、使ってないスピーカスタンドの天板を使ってます。
これにして以来、自分基準でも音はほとんど聞こえず、苦情も無くなりました。
せっかくの楽しい趣味ですので、周りにも迷惑をかけないようにして、これからも続けていきます。
ではでは