鉄道時計
ようやく使える
さて今日の話題は時計。しかも懐中時計です。
正確には、鉄道時計と言って、懐中時計とは違うらしいですが、その辺はおいといて、SEIKOのSVBR-001と言うモデルです。
なんで、今回これを取り上げたかと言いますと、最近レイルロードコートなどをよく着ており、だったら鉄道時計だろうと探していると、このモデルが生産中止になったらしいと知ったからです。ちなみに1998年発売のようです。
生産中止と言っても、無くなった訳ではなく、SVBR-003や005(記念モデル)なんかに引き継がれたようです。
機能的には何も無いに等しく、ただ正確に時を刻むだけなのですが、何が変わったのかなと調べると、003はケースが真鍮からステンレススチールになったようです。005は記念モデルなので、色々特別感を出してるようですね。値段も3倍近く。
で、今回取り上げた理由はもう一つあって、ようやく、自分の年齢がこれを使っていても気恥ずかしさを感じないところまできたんだなぁと、しみじみ考えたからです。
この時計を知った時は、当然スマホなんて無く、基本皆腕時計で、なんか気取った奴が懐中時計を使っていて、自分もそんな風に見られてるのかと思い、買うのを躊躇っていたのですね。典型的な自意識過剰ってやつです。
お題にある”ようやく使える”ってのは、そういうことです。
使い方はこんな感じ。
これはLeeの30年代のロコジャケットの復刻モデルですが、この当時のジャケットは各ポケットに入れるものが決まっていたらしいです。
で、時計はここに入れます。
左胸ポケットは上では無く、横に穴が開いており、ここに入れるようになってるんですね。このモデルはストラップホールが無いので、落ちないようにボタンホールに結んでます。
その他はこんな感じ。
これはワークベストですが、これにはストラップホールがありますので、こんな風に入れます。
ちょうど、時計が入る大きさのポケットとホールがあるわけです。
この時計、実用一辺倒ですが、屋内の使用が前提なので、防水ではありません。また落としたときに割れて飛び散らないように、風防はアクリルです。なので、小銭なんかと同じポケットに入れると傷だらけになります。そういう意味でも、専用ポケットがあるのは便利です。
さて、このモデルは、見た目まったく同じ後継が出ているとはいえ、真鍮製で使い込むと下地の真鍮が見えてくる楽しみもあります。
おそらく、在庫も今売ってるものだけでしょうから、どなたか一緒に育ててみませんか?
なんて、また宣伝なのか。
あ、私は鉄ではありません。
ではでは