RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

レザークラフト 製作その1

ひさしぶり

さてさて、最近レザークラフトの話題を書いていませんでしたが、いまいちデザインが浮かばず、意欲が出ていなかったせいです。

とはいえ、あまり間を空けると勘が鈍りますので、家にある材料でなんか作ってみようと思い立ちました。どうせならということで、製作過程もご紹介します。

ちなみに、まだ完成してませんし、失敗するかもしれません。それも手作りの醍醐味ということで。

では、まず準備からです。

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こんな感じで、作業環境を整えます。以前ご紹介した掃除機も待機してます。ちゃぶ台についてるライトはクリップ式でとても便利ですよ。昼間でも手元を照らしたいので使ってます。

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次は寸法だしと切る準備です。今回のものは型紙は無くてもいいのですが、あえて作ってみました。以前に書いたように、必要な工具しか置きません。

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切り終わりました。クラフトをやってる人なら、何を作るかお分かりでしょう。ちなみにこの定規、片方に金属が付いていてカッターも使いやすい一品です。

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続いて、床面の処理。たまに登場してたトコノールです。スポンジは大きいのを切って使います。床面の流れを触って確かめ、流れに沿ってガラス板で磨きます。

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磨き終わりです。ちゃぶ台の下のダンボールはこうやって、使わない工具等を置いておきます。

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同じように他の部品も切り出し、処理をします。

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写真を撮り忘れましたが、ステッチングルーバーという工具を使い、後で縫い穴を開ける部分に溝を掘ります。これは革の様子によってやらないこともあります。比較的表面と、コバがしっかりしてる革のときに使いますね。ネジ念は不器用なので、いまいち綺麗に使えません。その時は銀ペンで線だけ引きます。

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続いて、以前もご紹介した消音仕様で縫い穴を開けます。今回は比較的小さいものなので、3mm 6本の菱目打ちを使います。穴を2つ分重ねて、ずれないように慎重に作業します。おそらくこの工程が一番緊張します。後戻りが出来ませんからね。

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結果がこれ。そんなにずれないで出来ました。ただ、ちょっとコバに近すぎたかな。裏面も確認して、ちゃんと穴が開いているか確認しましょう。

 

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続いて、縫いの準備。今回はビニモの0番ターコイズを使います。ロウ付けされた糸で、比較的細いので、ロウ付けと、しごきの処理は必要ありません。なお、糸は縫う距離の3~4倍用意します。途中で足りなくっても継ぎ足すことはできますが、面倒なので、ちょっと長めにします。革が厚い場合は更に長く取りましょう。あ、針刺しは自作です。

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片側縫い終わり。この場所は、縫い合わせでは無く、飾りステッチですので、力の入れ方を気をつけます。均等になるようにしないと汚くなります。またビニモは強いので、力を入れすぎると、1.5mm厚の革でも切れてしまいます。

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これが裏面。上手く縫えたかどうかは裏面を見ると分かります。綺麗に揃っていれば成功。とにかく、糸の通し方を全て同じにすること、糸を食わないことが大事です。なお、失敗したら、下手に直そうとせず、最初からやり直したほうが早かったりします。

ビニモの場合、白ボンドははがれるので、留めは縛ってライターであぶります。革は結構強いので、多少の火では焦げません。

って、ことで、長々と書きましたが、今日はここまでです。これで2時間くらいの作業でしょうか。明日、続きをする予定ですが、成功するかなぁ。

ま、気楽に作ります。

ではでは