革用オイル比較 追加参戦
年末だけど
やってることは同じ。
大掃除の締めとしてカーテンも洗濯し、部屋がなんとなくすっきりしたところで、レザークラフトに注力できそう。
で、その前に、新たなオイル比較です。
今回の参戦はこちら。
真ん中のTapirレーダーバルサムです。
RWの修理で有名なBRASSさんでも使ってるってことで、気にはなっていたのですが、先日見つけて買ってみました。
まずは、上記3種を塗って直ぐの状態。革は9875に似た色のヌメです。
左からマスタング、Tapir、Bee outdoors、何もなしです。
性質/成分的には、
マスタング Tapir Bee
オイル<-------------------------------->ワックス
って感じなので、浸透順もこの順かなと思ったら、結構意外な結果で、Tapirが一番早く浸透しています。この後マスタング、Beeの順で浸透し、表面が落ち着きます。
一晩置いて、落ち着いたところがこれ。拭き上げる前です。
ぱっと見、あまり違いはありません。
で、拭いた結果がこれ、
写真では分かり難いのですが、Tapirが一番艶が出ています。
機能的にマスタングの蜜蝋はふき取られること前提なので、革本来の艶が残り、Beeは表面にワックス成分が残るのですが、これが少しマットな感じになってます。Tapirはオイルとワックスで上手く艶が出るようになってるのかな。
防水性はどれも良し。
10分たっても、浸透せず。この後水分を拭いても輪染みも無し。
と、いうことで、性質はそれぞれ違うのですが、どれも十分な効果がありそうです。革のケアを表面中心にするか、中から行うか、また仕上がりの違いで使い分けできそう。
ちなみに、私的には9875に使おうかなと考えています。理由は、オレンジの香りがして9875のオレンジ色にあってるから。
あほかと。この検証はなんだったんだと。
でも、基本理屈っぽい性格ですが、こんな下らない理由で決めることもよくあるんです。かつ、結果的にそれで良いものを見つけたりもします。
まぁ、まだオイルはいらないので、後50キロくらい履いたら、様子を見てみましょう。
写真追加
Tapirの艶感です。
Tapir部分の反射が大きくなってます。時間経過でどうなるかは分かりませんが。
ではでは