RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

加水分解 再度挑戦 その後

フムム

結局もう一度シャープシューターをかけて洗濯して綺麗になりました。

f:id:RYEMASH:20150412184001j:plain

ほんの少し残ってますが、まずは良いかと。

歯ブラシでこすってみたのですが、飛沫が飛ぶのがちょいと嫌なので、結局ウエスで拭きました。

こう見ると、何が何でも一回で終らせようとせず、まずは一回剥がしてみて、その後剥がし残りをもう一度処理する、という気持くらいのほうが良いのかも知れません。

しかし、このシャープシューターはちょっとお高い。かつ業務用なので、どこでも売ってる訳ではないということで、他に無いかなと探したところ、こういうのもあるんですね。

アルカリイオン水クリーナー アクアショット isoide 本体 300ml

アルカリイオン水クリーナー アクアショット isoide 本体 300ml

 

これもpH12.5なので、同じように使えるかも。安いし。

しかし、この商品の説明がどうにも気になります。

こっからはいつもの屁理屈ですので、この製品の効果を疑うものでもありませんし、ネガキャンでもありません。

この製品は水で出来ていて、添加物や界面活性剤を使っていなく、自然で安全なのが売りのようです。

ですが、メーカページの説明を見ると、大気中の二酸化炭素と反応してノズルに炭酸ナトリウムが白く付いてくることがあるとあります。このナトリウムイオンはどっからきたのかな。

さらにFAQを見ると、NaCl水溶液を電気分解してアルカリ電解水を精製とあります。基本的な電気分解反応ですね。NaClは添加物には分類されないとかあるのかも知れないけど。

で、水酸化ナトリウム換算で0.18%水溶液であって、水酸化ナトリウムを加えている訳ではないとあります。でも、ここって何か違いがあるのかな。電気分解して生成されたNaOHaqは安全で、NaOHを希釈するのは危険な化学物質ということなんですかね。

さらに、界面活性剤を使用してないとありますが、アルカリとエステルの反応では鹸化により、結局界面活性剤が生成されます。まぁ、最初から液内に含まれているか、反応で生成されるかの違いはありますが、これがそんなに製品の優位性を示すのかな。

一番気になるのは、安全性を主張しすぎて、pH12.5という強アルカリを不用意に扱いすぎているんじゃないかなと。

以前にも屁理屈で書いた気がしますが、自然とか安全とかを歌いすぎる製品はどうしても疑ってしまいます。

こういう売り方が、売り上げにつながるというのは十分にわかるのですが、やりすぎると逆効果になるんじゃないかと。しかも嘘はついてないけど、都合の良い面だけを強調するってのもちょっとなと。

先に書きましたが、安く、手に入れやすく、効果があるなら、使う気はあるのですがね。

ってな感じで、結局屁理屈で締めて見ました。

ではでは

ちょっと追加。

強アルカリ電解水で調べると、色々な製品が出てきますね。でも、飲んでも大丈夫とか、手袋が要らないとかはさすがにやばいんじゃないかな。

手袋も使わずに強アルカリを扱うと、皆さんの嫌いな生成された界面活性剤に加え、アルカリにより皮膚への侵食まで加わる気がするのですが。

陽イオン交換膜がなんか魔法の膜のように語られているのもどうなのかと。

んー、こういうのは基本的な化学反応を利用したアルカリの生成法なのに、疑似科学とまでは言いませんが、そういう風に見えてしまうのはどうなのだろう。