RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

マニュアルフォーカス

便利かも

正直、マニュアルフォーカスというと、写真に慣れた人がキリッキリにピントを合わせたいときとか、オールドレンズを使うようなアナクロ趣味の人が使うもんなんだろうな、なんて印象だったのです。

ですが、最近自分でも使い出して、これは便利だねと思い始めた次第。

f:id:RYEMASH:20150719203350j:plain

f:id:RYEMASH:20150719203353j:plain

f:id:RYEMASH:20150719203355j:plain

この3枚のバラ。

上から、手前、真ん中あたり、奥にピントを合わせて撮っています。

これまで、こんな風に同じアングルでピンの場所を変えるときは、十字キーでフォーカスポイントを移動させてAFで撮っていました。

でもそうすると、思ったとおりのところにピンが来なかったり、フラフラしたりと、それなりのストレスになっていたのです。

で、コレをマニュアルフォーカスで、かつピーキング機能を使うと、フォーカス面が手前から奥へ、またはその逆へヌルーっと動くのが分るので、撮りたい場所にその面が合ったところで撮れば、簡単に撮れるのです。

AFでフォーカスポイントを移動させてたときには、なんとなくピンは点状であるような気持になってたのですが、考えてみると面なんですよね。

面だからこそ、カメラが傾いていたりすると、ピント面も傾いて対象物が位置的には奥と手前で合っても、一緒に合焦したりします。例えば、先ほど上げた酒の写真。

f:id:RYEMASH:20150719165047j:plain

この写真では、酒瓶のIce Breakerという文字部分とグラスの氷が合焦しています。

これはカメラを斜め上から構えているので、ピント面がちょうどその二つを通るあたりにあるんですね。被写界深度もありますが。

それが分かると、AFより快適に撮れる場合もあったりします。

偉そうなことを書きましたが、カメラに慣れてる方には常識なのでしょう。

でも、私的には結構目からウロコでした。

で、何が言いたいかといいますと、換算50mmのマニュアルレンズが欲しいなというお話です。

KowaのPROMINER 25mm F1.8とかフォクトレンダーのNOKTON 25mm F0.95とか。

でも、高いんですよね。NOKTONは在庫すらないし。

しばらくは指をくわえて、眺めていよう。

ではでは