本屋に通う理由
一つ発見
本屋の店舗数が激減しているとか、電子書籍と紙の本とどっちがいいかとか、書籍に関しての議論は様々で、個人的に思うところもあるのですが、本日本屋に立ち寄った際に何故本屋に通うのかに関して、一つ思い至ることがありました。
きっかけはこの本。
グレッグ・イーガンの最新長編ゼンデギです。
たまたまハヤカワの書棚をのぞいた際に発見した一冊です。
イーガンは大好きで、これまで出た本も全て読んでいるのですが、新刊が出ているのは知りませんでした。
と言うより、積極的に調べないようにしているのです。
ネットで調べれば、新刊が出るなんて情報はすぐ手に入るし、何かのお気に入りにでも登録しておけば、勝手に情報も来る時代。
でも、だいたい見たくない情報も目に入るのです。あらすじや、感想、星の数など等。こういうのを見たくないので、検索してないのです。
もちろん、全く知らない作家さんの本との出合いに関してはネットや、雑誌の書評、情報は役に立つのですが、既に知っていて、好きな作家さんの本に関しては、そういうのはいらないのです。
特にSFは書評や感想のちょっとした一言がネタバレにもなるので危険。
なので、本屋で出会いを求めるわけです。見過ごすリスクはもちろんありますが。
と、まぁこんなことをこれまで意識せずに行っていたのですね。
これが、私が本屋に通う理由の一つです。
うーん、まだ頭がきちんと整理できていないので、論が分り難くてすいません。
しかし、そう考えると、私がたまに上げる本情報も余計な情報なのか。実はそう考えて、上記の写真も帯の部分がボケるように撮っています。
あ、今見直すと一つ嘘をついていました。イーガン全部買ってはいますが、全部読んではいません。白熱光は途中で止まってます。
このゼンデギも今年中に読むことが出来れば上出来。
ではでは