RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

振り返り月間 16

楽しくなってきた

なんか、半ば義務的になってきた、この振り返りシリーズ。

でも、こうやって一年を振り返るのは意外と面白いものです。

さて、今夜は食い物から離れてみます。

こちら

柿渋

柿渋単体で語ってもしょうがないのですが、無垢材や集成材なんかの木材で作られた家具を蘇らせる、もしくはプレケアとして、柿渋がいい味を出してくれるのです。

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初めて使ったのはこのちゃぶ台です。

20年前くらい使っているものですが、ちょっと味わいを変えてみようと思い立ったのがきっかけでした。

このちゃぶ台はウレタン塗装がされていましたので、そのままでは柿渋が乗ら無いので、サンドペーパーで表面を削ってから塗布しました。

今では、二回塗布しています。

これで、味をしめて、この後手に入れた木材ものは柿渋処理をするようになりました。

まずはこの箱。

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こちらは塗布前。

あえて表面処理をしないでくださいと頼んで購入したものです。

今ではこんな感じに育っています。

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いい写真が無かったのですが、この扉の色合いです。

柿渋は塗料というより染めなので、時間が経つとどんどん色合いが変化していきます。それがまた魅力です。

で、次に使ったのは上の写真にも写っているスツール

この色が。

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こうなりました。

で、これを使い込むと、擦れたり、傷ついたりと味が出てくるのです。

防カビや防水効果もあるのがいいですね。

ちなみにこの柿渋、何回塗り重ねるかで色合いも変えることもできます。今の所、三回重ねてますが、これも一気に塗るのでは無く、塗って二日くらい置いて、発色の傾向を見ながら次を塗っていきます。

今後ですが、どうやら布の染めにも使えるらしいので、来年はワークコート辺りを染めてみようかななんて企んでいます。

てことで

ではでは