NR1606少し詳しく
マイナーなのかな
さて、先日購入したAVアンプ、marantzのNR1606ですが、購入前に少し調べてみると、ほとんどレビューが無いのです。
マイナーな機種なんですかね、というか、今時単体でAVアンプをそろえること自体がマイナーな行為なのかも。
ま、そこは趣味の世界ということで、ちょっと詳しくご紹介です。
とりあえず、マイナー繫がりで裏面から。
ハイエンド級と比べると、アナログのマルチチャンネルin/outが無かったり、HDMI outが1系統だけってところが違うだけで、通常使用ではほぼ必要十分です。フロント3chのプリ出力があるので、ある程度の拡張性もあります。
ただ、薄型なせいで、端子間の距離が近いので、特にSP端子へのケーブル接続は結構大変です。
できるだけ、奥の方から順番に繋げていくと少しはやり易くなります。
ちなみ、私の環境の場合、センター無しの4.1ch構成ですので、サラウンドバックをフロントに使用してバイアンプにしています。
関係無いのですが、センターは何本か使ったのですが、どうしてもフロント2chとの高さの違いが違和感となって、結局やめてしまいました。
続いて、フロントです。
Displayは必要最小限です。とはいえ、使用中は消灯することがほとんどですので、問題は無しです。ここではDolby TrueHDが再生されていることが確認できます。
こちらではDTS HD Masterであることが確認できます。
普段の使用時はPure direct modeにしているので、displayは消灯していて、アナログ映像回路は落ちています。
しかし、フロントパネルは、いつものmarantzらしいシンメトリカルな構成なんですが、何故か、右のボリュームノブが妙に重く、左のセレクターノブが妙に軽いのです。これは逆か、両方重いほうが使いやすいかも。
とはいえ、これも基本はリモコン操作なので、問題ではありません。
リモコンといえば。
これは、もうちょっと充実していても良かったかなと。本当にアンプしか操作できないので、TVもBDプレイヤーもそれ用のリモコンが必要になってしまいます。以前のOnkyoのリモコンでは少なくとも、TVとBDは操作できましたので、それに慣れていたからかもしれません。
今は、sonyの学習リモコンに登録しています。
On Screen Displayはこんな感じです。
映像の解像度や音声信号の周波数/Bit深度が出ないのは、ちょっと寂しいといいますか、PCからきちんと設定した通りの音声が出ているかが確認できないのはちょっと不便です。
もう一つ、非常な違和感があるのはボリューム表示が最小のmuteが0でそこから数字が大きくなると音も大きくなるところです。
これまで使ってきた機器では、最大が0dbでそこからマイナス表記で、マイナスの数字が小さくなると音が大きくなるのです。
ま、これも些細なことかもしれません。
もう一つ、アンプ設定のOSDはこんな感じです。
このあたりは、普通に使いやすく、特に問題はありません。
さて、えらいこと長い記事になりましたが、以前も書きましたように、DLNAからAirplay、Net radioからFM radioまでなんでもアリなんですが、この辺は、PCに繋いでいれば、PCを操作して音だけをアンプから出した方が楽そうです。
長くなったついでに音質ですが、これも以前も書いたように悪くはありません。ですがやはり以前のonkyoとはだいぶん違います。良い悪いでは無く、方向性の違いです。慣れといってもよいかも。
SPは805をドライブするには少し非力かも。音の方向性から考えても、それこそQ acousticsのSPと組み合わせるといいかもしれません。
さて、次はAudysseyでのサラウンド設定後にレポートするかもしれません。
てことで
ではでは