Amazonプライム・フォト
使ってみました
さて先日発表されたAmazonプライム・フォトですが、プライム会員であれば、容量無制限で無圧縮(というか無劣化)、無料(というかプライム料金)で使用できるクラウドストレージということで、注目を集めているようです。
機能的にはバックアップと、複数端末での共有といういわゆるクラウドストレージ機能で、スマホとかなら、撮った写真を自動的にuploadする機能もあります。
私的には、スマホの写真はほとんど使わないし、勝手にuploadされるのも嫌なので、スマホ用appは落としたもの、自動uploadはoffにしています。ちなみに自動uploadといっても、wifiでつながったときのみという制限がかけられるので、その設定なら通信上限に引っかかることもありません。
で、私の場合は、単純にデジカメで撮りためた写真のバックアップのバックアップとして使用します。
とりあえず、プライム会員になっていることは前提として、PC内に保存しているファイルをupload/Downloadする方法は二つ。
一つは、Webから。もう一つはアプリからです。
まだ使い込んでいないので、間違っているところや気付いていない所も多々あるかと思いますが、簡単な所感では。
Uploadはアプリから。
DownloadはWebから。
というのが便利そうです。
アプリGUIはこんな感じ。
フォルダーを指定して、一気にuploadできます。
その代わり、downloadはストレージ全体のdownloadになります。
これが、uploadはアプリが便利という理由。
次にweb I/F。スマホアプリのI/Fもほぼ同じです。
こちらは、Uploadは指定したファイル単位。
downloadも指定したファイル単位となります。
特定の写真だけ落としてくる場合が多いと考えると、downloadはこっちが楽かも。
ただ、ローカルファイルが完全に壊れて、全復元するような、本当にバックアップ用途だけを考えるなら、アプリの方が当然楽です。
uploadのスピードもアプリの方がかなり速いようです。
と、速度の話がでたところで、今回のuploadに要した時間ですが、およそ、23000ファイル、サイズは190GBで、8時間というところです。
1個7M程度のjpgファイルですが、大体1個1秒ってところです。回線やその他諸々に影響される値でしょうが、特に問題は無いかなと。
本当は、昨日の夜に仕掛けて、朝終わってるかなと思ったのですが、PCがsleepに落ちちゃったので、途中で止まってました。もちろんPCを再開するとプロセスも再開します。
あとタダということで気になるのはセキュリティです。
まず、DCが何らかの手段でクラッキングされて、写真が流出なんて可能性は、クラウドである以上0ではありません。まぁ、これはローカルPCでもnetにつながっている以上避けられないかなと割り切ってます。
次にamazonがこれらの写真をどう扱うかですが、この辺りはAmazon cloud drive利用規約の3.3 本サービスの提供に伴うアマゾンのお客様ファイルの利用や4.2 アマゾンへ提供される情報なんかに載ってますので、そちらをご参照なのですが、普段amazonで買い物なんかして、嗜好や金額、もちろんその他諸々の個人情報を提供していることから考えると、これもしょうがないかなと割り切りです。
DCの場所はおそらく東京だとは思いますが、これもパトリオット法の解釈でアメリカからの徴収もありえるでしょう。ま、そんなセキュリティに引っかかるような写真はないので、特に問題視はしてません。
あとは、このサービスが突然止まるとか、いずれ有料になるとかも可能性はありますが、まぁ、そんなもんでしょう。
と、諸々考えた結果、まぁ、タダなら良いんじゃないのというが結論です。
毎回使うもんでも無いでしょうが、たまに気が付いた時にバックアップでもしておこうといった用途です。
あ、最後にPCからの自動Uploadはあっても良いんじゃないかな。特定のフォルダーを指定して、バッチ処理的に差分バックアップしてくれたら便利なんだけど。
ざっと触っただけなので、間違ってるよとか、もっと便利な使い方があるよ、なんて情報があればうれしいです。
てことで
ではでは