NR1606 サラウンドの音
これはいいかも
さて、今年の初めにNR1606を導入して、しばらく使ってきましたが、改めて感想など。
購入した後、Audysseyの自動設定まで行った様子は以前の記事でも書きました。
なのですが、過去使ってきたAVアンプでは、このAudysseyやパイオニアのMCAAC(最初期のもの)でのキャリブレーション結果は違和感があり、結局使っていなかったのです。
測定器を使わない主観評価なので、曖昧な表現になってしまうのですが、無理やり感というか、スピーカーを押さえつけている様な感覚があったのです。
なので、どのAVアンプにもついている、pure audioモードにして、キャリブレーション測定結果を使わずに、音源のチャンネルをそのまま各スピーカーに流していました。
この場合、各スピーカーの効率や周波数特性、時間特性がそのままになるので、本来のサラウンドの威力は発揮できないのでしょうが、それでもまだマシかなという感じ。
DSPの性能も低かったんでしょう。
で、このNR1606です。
結論から言いますと、Audysseyを通した方が好ましいサラウンド感と音質が得られました。
今の部屋は少し縦長で、左右のスピーカー幅に比べて、前後の距離が長いのです。
なのでpure audioモードだと、前後の音の移動は分り易いのですが、リスニングポイントから見て左右の音が抜けるのです。
これがAudysseyを通すと自然につながるのです。
もう一つ、測定結果を使おうと思った理由は、サラウンド設定のバリエーションが少ないからです。
過去のパイオニアやonkyoのアンプではそれこそ何十種類のサラウンド設定ができたのですが、選択肢が多すぎて、かえって何が良いのかわからなくなっていたのです。
これが、NR1606ですと。
この程度しか選択肢が無いのです。なので、迷わないのですね。
これはMovieモードでの選択ですが、musicでも一緒です。違いは、EQの設定くらいなのでしょう。
ちなみに、2ch音源ではやはりpure audioモードにしています。
これもパイオニアの最新MCAACフルバンドフェイズコントロールなら、また違うのかもしれません。
パイオニアはonkyoとくっついたので、DSPはパイオニア、アナログ段はonkyoなんてアンプが出てきたら魅力的なんですが。って1606と関係無い話ですね。
てことで、文章推敲の余裕も無く。
ではでは