RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

AEとISOのせめぎあい

なんかこのタイトル気に入ったもので

さて、前回のエントリで露出ブラケットの方式として、AEブラケットとISOブラケットをご紹介しましたが、どちらを選ぶかは結構面倒なのです。問題はオリンパス特有のメニュー階層やボタン設定の煩雑さがほとんどの原因です。

幾つか要件に分けて考えてみます。

画質

ISOブラケットでは、その名の通りISOを上げてしまいますので、あまり高感度になるとノイズが目立ちます。

半面、AEブラケットではSS(シャッタースピード)が変わりますので、あんまり遅いSSになると手振れの可能性が出てきます。

が、ここが微妙なところでAEブラケットでもISO-Autoにしとくと、SSだけではなく、ISOも変えて来るので、それほどSSは遅くなりません。

ここはAEの勝ち。

カスタマイズ性

前述しましたが、ISOは3枚限定ですが、AEでは7枚までステップを変えながら設定ができます。

ここもAEの勝ち。

静粛性

AEは実際に枚数分だけシャッターを切りますので、その分うるさいのです。その点、ISOでは一回の露出だけで済みますので、こちらの方が静かです。

ISOの勝ち。

ボタン設定

これが一番の問題。

普段の撮影ではブラケットは必要ないのですが、今欲しいって時には直ぐに使いたいのです。そういう意味で設定をボタンに割り付けられれば便利。ここで、AEブラケットは拡大ボタンに割り付けられるのですが、何故かISOブラケットは割り付けられないのです。これが物凄く不便。

MenuからISOブラケットを設定してしまうと、常にブラケットが有効になってしまうのです。

ここで、マイセットってものがあって、設定全体を記憶できるのですが、これがまた使い難い。ISOブラケットをマイセットに入れようが、入れ無かろうが、menuで設定すると常にISOブラケットが有効になってしまうのです。

要はブラケット無し設定にできないってことです。

ここはオリンパスの負け。

じゃあ、AEブラケットボタンは便利か

急にボールドタイトルの雰囲気が変わりましたが、AEブラケットをボタン設定しても、一緒に連写設定は設定できないのです。

ISOブラケットならば、一回のレリーズで済みますが、AEブラケットでは連写にしたい、でもできないというか、別に設定しなければならないのです。

じゃあ、さっきのマイセット機能でAEブラケットと連写をマイセットにすればよいと思いますが、そうすると、WBが変更できないのです。

露出を変えたい時はWBも試行錯誤したい時が多いのでこれは使い物にならない。

これもオリンパスも負け。

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つまり纏めると。

AEブラケットはボタンで簡単にon/offできるけど、連写もセットにしないと使い物にならない。がマイセットに登録したとしてもWBを変更できないので使い物にならない。

ISOブラケットは簡単にOn/Offできないので、簡単には使えない。

んー、悩ましい。

てことで

ではでは