橋村野美知個展
「この階段の先に…」
昨日から、橋村野美知さんの個展が始まりました。
野美知さんの作品はガラスですが、柔らかさがあり、とても好みなのです。
今回は、個展初日、作家さんの在廊日に訪問しました。
#本展示は撮影不可とあったのですが、ギャラリーのオーナーさんと、作家さんの許可を得て撮影しています。
快く許可して頂いた、ギャラリーEcru+HMさんと、橋村さんに改めてお礼申し上げます。
では、始めましょう。
個展名が「この階段の先に…」とありますように、今回の作品や展示のテーマは階段だそうです。
この展示方法も階段をイメージしています。
外は雨振りで、あまり強い外光はありませんが、室内の照明と、雨降りの寒々とした光が合わさって、器が映えています。
外光が強ければ、また違った表情を見せてくれるはずです。
橋村さんはご夫婦で制作されており、夫の大作さんが作られた形に、野美知さんが色ガラスを重ね、それを削って様々な表情を出しています。
今回は、家や木、階段をモチーフにした作品も多く展示されていました。細い三日月も良い風景です。
こちらの一輪挿しも家と木と階段です。
真ん中の作品の底の色。氷河のような青緑色が綺麗です。
ふと上を見上げると、ランプシェードも作品でした。
綺麗ですけど、こういうのが似合う部屋には住んで居ないしなぁ。
さて、最後になりますが、橋村さんの個展は作品もさることながら、場所も味わい深いのです。
以前、横浜のインペリアルビルで行われた展示に伺ったのですが、今回は銀座の奥野ビルです。
こちらは、向かいの銀行のビルに写った、奥野ビルという謎の一枚です。
ということで、個展のご紹介でしたが、こういう撮影は、他のお客様の邪魔になったり、もちろん作品にぶつかったりしないように細心の注意が必要です。それもあって、今回はちょいっと今までと違うことをしているのですが、そのお話しはまた後程。
次のエントリはこのビルのご紹介です。
ではでは