RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

奥野ビル

銀座ダンジョン

今回の個展が行われたギャラリーEcru+HMも入居している、銀座の奥野ビル。1932年築で80年以上の歴史があるビルです。

もう、様々なところで紹介されている有名な建物なんですが、やはり、自分の目と足で体験するのは新鮮でした。

まずは外観から。

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1932年築の本館と1934年築の新館が並んでいます。当時は高級アパートだったそうです。

以前のエントリでも上げた横浜のインペリアルビルは1930年築ですので、ほぼ同じ歴史を持っているのですね。

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玄関を入ると、渋い色のタイルで覆われた壁が目に入ります。この日は雨でしたので、陰鬱な雰囲気が更に出ているように思います。

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カオスな状態になっている郵便受け。小さなギャラリーや工房が大量に入居しています。

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奥野ビルというと階段です。蛍光灯で冷たく照らされた階段が雰囲気を醸し出しています。

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濡れた床と錆びた手すり。

映画やドラマにも良く登場するというのも頷けます。

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階段と共に有名なのがエレベータ。手動でドアを開閉するタイプで、今でも現役です。この階数表示も良い味です。

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廊下には、むき出しの配管や、塗装が剥がれた床が。RPG感が高まります。

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壁のメーターすら、歴史を感じます。いじったらどこかの隠し扉が開くかも。

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壁一面に張られた個展のフライヤー。

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使われていない部屋を覗くと、年代物の扇風機がポツンと置いてありました。

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うーん、あふれ出るホラー映画感。たまりません。

さて、ダンジョン感あふれる奥野ビルですが、今回はあまり長い時間探索できなかったのが残念です。また、じっくりと回って見たいものです。

関係無いですが、このビルの一階にはレッドウイングの修理でも有名なUnion worksさんが入ってました。

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この店舗はトリッカーズメインでした。

てことで

ではでは