RW 8103 オイルアップ
中はしっとり、外はカラっと
かなり遅れて登場した8103ですが、10か月ほど放っておいて、かつ履き始めて2回ほど大雨にやられましたので、さすがにカラカラになってしまいました。
ならばということで、先週末にオイルアップを施した次第です。
今回のテーマはサブタイにもある通り、中はしっとり、外はカラッとなのです。
というのも、これまで8103はTapirのレーダーフレーゲを使っていましたので、カラッと仕上がる反面、しなやかさがイマイチだなと感じていたのです。
ここで、レーダーバルサムを使えば解決ではあるのですが、せっかくですので、別の方法を試してみようということで、今回はこちらです。
レーダーフレーゲとマスタングを両方使ってみます。マスタングで中をしっとりさせて、フレーゲで表面をカラッとさせようという算段。
この施術は初めてなので、比較のために片方づつ行ってみました。
では、ここからは同じような写真が並びますが、ご容赦を。
まずは向かって左側、右足側にステインリムーバを使い、古いワックスを落とします。艶が無くなってますね。
続いて、マスタングをうすーく塗ります。
一時間程置いて、余計なオイルを拭き取りブラッシングした状態です。普段マスタングは一昼夜くらい置くのですが、今回は重ね塗り前提ですので、時間を短くしています。
色が濃くなるかなと思いましたが、殆ど変わらないですね。
こうやって並べると、左側のマスタングを入れた方が少しだけ赤が強くなっているようです。光の加減かもしれませんが。
さらに、フレーゲを塗布して、磨いたモノ。やはり色の違いは光の加減だったのかな。
向かって右側の方の艶が強いのは、単純にブラッシングした回数が多いからでしょう。
で、両方施術したモノがこちらです。
うん、想定通りの仕上がりになりました。
8103はライニングがありますので、オイルアップしても履き心地がダイレクトに変わるわけでは無いのですが、今日履いてみたところ、屈曲への追従性が良くなったような気がします。
何より見た目がしっとりカラッとになったので、まずは成功でしょう。
本当に上手くいったかどうかはもう少し履きこまないと分りませんが。
てことで、まずはこの仕上げでしばらく様子を見てみましょう。
ではでは