味の記憶
香りの記憶
よく言われることですが、香りといいますか鼻の記憶ってのは、深く染み込んでいて、ふとしたことで連想記憶が蘇ってきます。
って、御大層な書き出しですが、単に前々回くらいに呑んだえぞ乃熊から久礼を思い出したってだけです。
なので、今夜は久礼の河童。夏の生酒です。
瓶が綺麗な青でしたので、酒器も青ガラスで揃えてみました。この写真では分らないですが。
そういえば、この酒も酒器も四国です。高知と香川。
久礼といえば、熟れたバナナのような香りが特徴ですが、こちらは少し控えめ。夏らしく酸味がありすっきりした味わいです。
でも、少し温度が上がるとやはり熟れた果実の香りが立ってきます。
あらためてえぞ乃熊に似ているかと言われると、ちょっと違いますね。
熟れた果実感といっても色々あるようです。
しかし、せっかくこうやって記録を付けて酒を呑んでいるのだから、やはり味と銘柄は覚えていたいですね。別に蘊蓄を語るためではなく、美味しい記憶を残すために。
何年か後、同じ酒を呑んだ時に、この銘柄を思い出せるように。
てことで
ではでは