ちょっとだけ
イレギュラー
普段、酒を呑むときは時間的に余裕のある時が多く、たまに寝酒をする際にもウイスキーのような強い酒を少しだけというのが多いのですが、何故か今夜はこの時間になって、急に一杯行きたくなりました。
うだうだ書くのは後にして、まずは今の一杯。
この時間から、あんまり強いのもどうだろうということで、いづみ橋のTHIRTEENです。
今年は生酛造りもあって、ピンク色の13になってます。
まぁ、そろそろひやおろしも始まるので、夏の酒を夏の間に呑んでおこうという算段もアリです。
味は少し甘めですが、比較的低アルコールと相まって、生酛ならでは複雑さが際立っています。
さて、今回は以前ワインを飲む際に使用したグラスを使ってます。以前のエントリであとで紹介しますと書いたまま放っておいたモノですね。
このグラス。ワイン用に見えますが、行き付けの酒屋さんが日本酒用に特注したものなんです。お得意様のお店に配るように作ったらしいのですが、ロット的に余りが出るので、その分を小売りに回したとのこと。
元々は木村硝子さんに発注していたらしいのですが、馴染みの職人さんがいなくなって、満足のいくものができず、暫く作らなくなって、今回海外のメーカーで満足できるところが見つかったので作ってみたそうです。
ワイングラスとしてみると、ボディのふくらみと、口の開きがピノ用の形に似ていて、香りが強く立つタイプです。
ちなみに、この写真はIce brakerを氷入りで飲んだ時の一枚です。
これは氷無しで初使用時の一枚。
造り的には、非常に薄くて繊細。リーデルで言えば、ソムリエシリーズよりも、スーパーレジェーロに近いレベルです。なので、上記の氷を入れた音も、透き通るような繊細な音がします。
ただ、その分扱いには気を使います。
拭き上げている途中にヴェノムを何度も割った経験からすると結構ビクビクもんなのです。まぁその緊張感のおかげで、このグラスを使うときには、ベロンベロンにならずにすんでいるのかもしれません。
ちなみにこちらのグラスは一脚3000円。先ほどのスーパーレジェーロに比べると、1/10くらいです。ま、その分少し泡が入っていたりするのですが、それも個性ってことで、十分相殺できるレベルです。
てことで、過去のエントリを回収して。
ではでは