ポンピドゥー・センター傑作展
いつもの上野巡り
さて、布団の中でゴソゴソとスマホをいじくって、なんか行くところはあるかねぇと探していると、以前開催日を間違えて行けなかったポンピドゥー・センター傑作展が9/22で終了との情報を発見。
せっかくの平日休みだしこれは行かねばと、いそいそと出発しました。
今は上野東京ラインができて、上野へのアクセスも楽になったのです。
なんかタマ。
上野にはよく行くのですが、東京都美術館は初訪問です。
エントランスが地下なんですね。
早速ポンピドゥー・センター傑作展へ。もちろん写真は不可ですので、会場内の写真はありません。
展示は、1906年から1977年までの時系列で、作品が紹介されていました。展示方法は年代俯瞰でも、個々の作品をじっくりでも両方見られるようになってました。
しかし、こういう展示会では、大抵入り口付近で渋滞が起こっているので、まずはそこをやり過ごして、後から戻ってゆっくり見るというのが良いかも。
作品の中では、メジャーではあるものの、やはり、シャガール、ピカソ、マティスが目を惹きました。
写真作品もいくつかあり、ブレッソンやアンドレケルテスのビストロ、ジルキャロンの作品なんかは、技術とかそんな話では無く、単純にカッコいいなぁと見惚れてしまいました。
個人的に知らなかった作家で興味深かった作品は、マルシャル・レイスのフレンチ・スタイルの絵画 Ⅱ。ウォーホル的でもありますが、とても印象的な色の入れ方に惹かれました。
このマルシャル・レイスが展示してある、第3フロアは展示法も面白く、丸い展示場の内側にもう一つ円状の説明版があり、作品から少し離れたところから、作品説明を見つつ観覧ができるのです。
この2Fです。一つの作品だけは完全に柱に隠れて可哀想でしたが。
さて、この展示。平日だし、こんな天気だし、空いているだろうなと思ったのですが、甘かったです。
午前中にも関わらず、妙齢の女性でいっぱいでした。近代、現代美術でもポンピドゥー・センターという名前が付くと人が入るのですね。私もその一人なので、気持ちは良くわかります。
こんな感じで、傑作選という名の通り素晴らしい展示で、精神のバランスを取るには良い展示会でした。
そういえば、以前はこういう展示に行くと、図録を買っていたものですが、最近では目録さえあればネットで高精細の画像が見れるので今回も買わずです。
いや、でもこの内容ならもう何回か行きたかったですね。勿体ないことをしました。
てことで、まずは上野巡りの第一弾でした。
ではでは