考え方は
人それぞれでしょうが
さて、たまに来る理屈っぽいシリーズです。しかも酒無しで。
いや、そろそろブーツも乾燥してきたっぽいので、なんか参考になるような手入れ法は無いかなぁなんて調べていたのです。
こうやって、時々調べると手入れ法にも流行りみたいなものがあるようで、今回は、ロウやオイルを使うと、革の呼吸ができなくなって、かえって革に悪いというモノをちょこちょこと見かけました。まぁ、前からあった話なんですが、何か増えてる気がしたのです。
私のブーツ。特に、9875や8103なんかはロウもオイルも使ってます。何なら8103なんてマスタングオイルを入れた後にフレーゲのロウで処理をしたりもしています。
特に、つま先なんかはピカピカです。
ここで、ん?と思うのです。
水蒸気等の気体が通らない程通気性の無くなるコーティングなんだったら、当然雨水なんか浸透するわけ無いよねと。
が、もちろん、そんなことは無く、上記の9875も多少の撥水性はあるとは言え、雨水は染み込みます。みぞれの中なんて歩いたら、中まで濡れてしまいます。
水は通しても、気体は通さないなんてちょっと無理がある気がします。
逆なら分るんです。ゴアテックスやハスの葉効果で気体は通しても水は通さないなんてのは原理としてわかります。
言ってる意味もわからんでは無いのですけどね。ベッタベタに厚塗りをして、ブラッシングもしないような状態なら、確かに通気性も悪いでしょう。この場合は通気性云々よりも、汚れがついたり、カビたり大変なことになるでしょうが。
まぁ、人は人、我は我か。
てことで、今回の手入れも今まで通りかな。
ではでは