RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

Ultron 35mm F1.7 Aspherical Lマウント

フードで悩む

実は、このUltron、手に入れたのは少し前で、最近挙げた写真の中にはこのレンズで撮ったモノも混じっていました。

ただ、まだ常用にするかどうか迷っていたので、ご紹介するのを躊躇っていたのです。が、写りの面白さと共に、レンズの見た目も完成して、常用する決心がつきましたので、こうやってご紹介している次第。写りの話は後述として、まずは見た目、フードのお話です。

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先ほどもご紹介した通り、このレンズにはフード側メスのねじ込みフードと、かぶせ式キャップが付いています。

クラシックな感じがして雰囲気は良いのですが、このかぶせ式キャップはCapture proに付けてレンズ面を下にして持ち歩いていると絶対に落とすなという確信があります。

まず考えられるのは、キャップをプラキャップに変えるというモノ。が、このフードの内径が49mmよりちょっとだけ小さいという微妙なモノですので、うまく合うキャップは見つかりませんでした。

じゃあ、フードを変えようかという話になるのですが、選択肢として、フィルター径39mmにあう汎用のねじ込み型フードを使うか、メスねじフードを探すかの2択です。

結論としては、メスねじフードを見つけてしまいました。

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半角型フード、LH-2です。縮緬塗装のクラシックな雰囲気。

見つけてしまったという表現は、この製品も既に生産終了になっていたからです。

ですが、店頭在庫のみで新品を発見。プレ値も付いていないどころか、安くなっていたので、購入しました。

このフードは、元々 COLOR SKOPAR 35mm f2.5/50mm f2.5専用品なのですが、Ultronにも付けられるようなのです。

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こんな風に、メスねじが切ってあって、取り付け後に、ちょっと見えるネジを緩めてフードの方向を決めるというモノです。

ここで問題が。

私はレンズには保護フィルターを付ける派なんですが、いつも使っているKenkoのフィルターを付けると、フードに干渉してしまうのです。

Kenkoは、最近ゼクロスのフード干渉が問題になっていましたが、普通のPRO1Dもちょっと枠が厚いのです。いや、これは語弊がありますね。普通の厚さだし、ローレットが付いてるので取り外しし易いし、上からギリ径のフードを付けない限り問題はありません。

が、今回はこの微妙な厚さが問題になったので、プロミナーにも使っている比較的薄いMarumiを試してみました。

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左がMarumi、右がKenkoです。

Kenkoは、フードを無理にねじ込んだため、表面の印刷がかすれてしまってます。これじゃネジ山も痛めるし、取り外しも大変ということで、Marumiにしたところ、こちらは問題無し。但し、Marumiは側面のローレットが無いので、取り外しは少し大変です。

と、試行錯誤の結果がこちら。

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シルバー鏡筒にはちょっとどうかなと思いますが、個人的には気に入っています。

たまたまフォクトレンダーの39mmレンズキャップも見つけたので、図らずも同一メーカで揃うことになりました。

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カメラ本体が真っ黒なので、黒フードでも合うかなと。

全体的にクラシカルな雰囲気になって、かなり好みの出来です。

見た目のお話しはこの辺にして、写りの違いなんかはまた別のエントリで。

てことで

ではでは