SDカードとバックアップ
ついでに3M バンポン
OM-D E-M1 Mark IIはこんな風にSDカードスロットが二つあり、二枚のカードを刺すことができます。
上のスロットはUHS-IIに対応していて、超高速な読み書きが可能になってます。
下のスロットは普通のSDXC対応です。
普段の単写ではどうでも良いのですが、連写ではカードへの書き込みスピードがネックになって、連写スピードが落ちたり、次の連写まで待ち時間ができたりしますので、連写は殆ど使わ無いモノの、一応UHS-IIカードを入れています。
なお、このスロットは平行書き込みとか、動画/静画で書き込み先を変えるなど色んな設定ができるのですが、その辺りのお話しは問題も含めてまた後の機会で。
戻って。
この上のUHS-IIカードですが、ピンアサインも違いますし、何より値段がかなり高いのです。ここからバックアップのお話しです。
以前のバックアップは、まずSDカード内のデータを500Gの外付けSSDに保存、SSDが一杯になったら、2TのHDDに移動。SDカードは使いまわしせずに、バックアップとして保管しておくという、運用をしていました。
つまり、SDカードともう一つのストレージに同一データを入れておくということで、可用性と耐障害性を保っていたのです。
SSDを挟むのは検索なんかのスピードがHDDに比べて段違いに早いからです。
が、UHS-IIカードを使い始めると、これを保管用にするにはあまりに高価すぎるということで、UHS-IIのSDカードは使いまわすことにしました。
そうすると、データは一時的にもSSDかHDDの一カ所にしか存在しないということで、ちょいと不安になるのです。
ならばということで、最初に考えたのはNASを導入するということ。
スピードは重視しないので、RAID1で良いし、WinとMac両方使っているので、機能的にはピッタリなんですが、いざ導入しようと思うと意外にコストがかかるのです。
NASで使うには耐久性を考えてWD RedクラスのHDDを使いたいし、最低それを二本とNASの筐体を揃えると、結構な出費なのです。
更に言うと、NASはRAIDコントローラを含めて意外に障害が出るというのを経験してますので、ちょっと躊躇しました。
windowsのソフトRAIDを使うって手もあるのですが、そもそもWinをあんまり信用してないしってことで、結局、もう一台USB HDDを導入して、手動でバックアップする方式に落ちつきました。
バックアップというのもおこがましいのですが、要はSSDからHDDにデータを移動する際に、二つのHDDに同じデータを写すというだけです。
これで、常に2カ所以上のハードウェア上に同一データが存在することになり、可用性と耐障害性を保つことができます。超プリミティブな手法ですが、確実ではあります。
formatをexFATにすれば、win/mac両方使えるし。
あ、そういえば、Amazon prime photosにもバックアップしてますが、これはいつ終わるか分からないので、まぁ気休め程度に使っています。
長くなりましたが、最後はちょっと話題を変えて、騒音です。
3.5inchのHDDを2台導入すると、たとえファンレスであってもブーン音が結構気になります。
アクセスしなければスリープに落ちるのですが、動作中でも少しでも静かにさせるにはこちらが効果的。
3Mのバンポンです。商品名的にはしっかりつくクッショゴムとして売られているようです。
これをHDDやBDドライブの下に付けると、ビビり音がかなり低減されますし、滑り防止にもなりますのでお勧めです。
てことで、長文になりましたが、こういう方式を考えるのも楽しいってことで。
ではでは