Android7.0とXperia Z5とBluetoothと
まだ諦めてません
さて、以前も書いたAndroid7.0でVolumeがおかしくなる問題。正確に言うと、Bluetoothイヤホンで聴くと、Volume step 3から4の間でバカみたいに音が大きくなって使い物にならない問題ですが、遮音性の高いOmega infinityの導入で、なんとかVolume Step 3でも使えるようになった訳です。
訳なんですが、この状態ではVolumeは常に一定、一つ下げると聞こえなくなるレベルで小さくなるし、上げると爆音になってしまうのです。これは気に入らない。何よりGoogleやDocomoに負けた気がして気に入らない。
ってことで、色々試行錯誤した結果、一番無理せず使えそうな解決法がこちら。
foobar2000 android版です。
Windows用のプレイヤーとして有名なfb2k。これのAndroid版が出ていたのですね。
で、このfb2kのReplay gain機能を使うのです。
このTools画面から、Replay gainを選ぶと。
こんな風に、Replay gainの調整ができます。
これで、最大音量というか、Androidの各Volume step毎の音量が-12.0dBになりますので、Volume step 3以降のVolume stepも使えるようになるって訳です。逆に3以下は小さすぎて使え無いという問題がありませんが、あまりにも小さくなるので、ほぼ必要は無くなります。
さて、ここまでReplay gainの説明は全くしませんでしたが、Replay gainは元々、mp3等の音楽ファイルのoption tagで楽曲毎の音量の差を調整するために埋め込まれています。が、おそらく真面目に見ているのはこのfb2kくらいじゃないかと。わかりませんが。
私も昔mp3タグを手動でいじくっている時にたまたま知ったくらいのモノです。
面白いというか、これが使えると思ったのは、上記の画面にもあるように、with or without RGで調整できる。つまり全楽曲に対してPreampのgainが調整できるからです。
まぁ、実際はこのReplay gainの扱いもいくつか方法があるのですが、まずはdefaultで下げてしまうのが一番簡単な解決法です。
さぁ、長くなってきましたが、せっかくなのでもう少し。
実はこのfb2k、もっと細かく音量調整ができます。
それがこちら。
先ほどのtools画面を下にスクロールすると、volumeというmenuがあります。
コレを使うと、1dB毎にmuteまで細かく音量調整ができるのです。
先ほどのReplay gain調整では-12.0dBまでしか下げられませんでしたが、コレを使うともっと下げることができます。要はandroid volumeの最大音量をガッツリさげて、その間を15step毎に分割するので、更に細かい調整が可能になるのです。
ただ、これには問題が合って、楽曲をskipしたりすると音量が戻ってしまうのです。下手にこのVolumeを下げて、android volumeを上げていたりすると、爆音が鳴り響いて危険です。まぁ、いづれ改善されるのを待ちましょう。
さぁさぁ、もうだれもここまで読んではいないと思いますが。このfb2k、図らずも他の問題を解決しました。
曲のランダム再生です。
sonyのmusicアプリでは、ランダム再生にしても一度決まったランダム順が変わらないのです。なので、同じplaylistを聞いていると曲順を覚えてしまい、面白味が無いのです。
その点fb2kではランダムボタンというか矢印を押すたびに曲順が変わるので飽きません。
その他、DSPのmenuが異常に豊富とか、その割に見た目はシンプルとかwindows版のfb2kの良いところを引き継いでいるようです。
いずれ有料版になると、更に機能豊富になり、一番の売りの画面カスタマイズもできるようになるとかなんとか。
ま、いずれにしても、とても使い易く、かつ高機能なプレイヤーです。
てことで
ではでは