High Shineの8103
難しい。。。
難しいのは艶出しでは無く、写真です。肉眼では磨いた部分の艶が違うのははっきりわかるのですが、これを撮るとその違いを表現するのが非常に難しいのです。
という言い訳をしたうえでご紹介です。
まずは出来上がり。
つま先の部分にだけ処理しています。ちょうど甲の縫い目の折れてる部分の前までですかね。よく見るとサイドのシワの表情の違いがお分かりになるかと。
全体もレーダーバルサムでしっとりした艶は出ているのですが、この処理でつま先だけは少しアクセントが付きました。甲の部分も一番前のシワの前くらいまで磨いてます。
全体をこの艶にしてしまうとなんかイヤらしいし、通気性も損なわれるという話もありますので、つま先だけの処理にしています。
ここからは比較です。
向かって左が磨いたモノ、右が処理前です。
処理前はもちろん連続的な艶のつながりがありますが、磨いた方は毛穴というか凸凹が埋まる感じで艶の表情が違います。
ポリッシュを塗る時も、この毛穴や凸凹を埋めるように塗るのがコツです。
こちらは施工中の一枚。
奥の方は処理済み。手前の方はポリッシュを塗って磨く前です。
手前の方はかなり厚塗りになって艶消しになっているのがお分かりになるかと。
塗る際は、ワイプオールを指に巻いてポリッシュを多めに取り、まずはポンポンと凸凹を埋めるように叩き入れます。その後塗る範囲を見定めながら3回くらい塗り重ねます。
不安になるくらい艶消しになった後、水磨きで艶が出てくるのは結構な快感ですね。
そういえば、塗った後馬ブラシで軽く伸ばすという方法もあるようですが、今回は敢えてブラシは使わずに、そのまま磨いています。この辺りは今後の研究です。
研究と言えば、どういう布で磨くと良い艶出るのかというのも興味が出ましたので、今後比較をしてみようかと。
てことで、ちょっと色気づいた8103でした。
ではでは