A-2も秋の準備で
オイルアップ
去年は着る機会が少なかったA-2。何故少なかったかの理由は後程として、これからの季節に向けてオイルアップをしました。
基本ブーツと一緒なのですが、デカいのでまずはバッサバッサと振ってホコリを落とし、全体をブラッシングして綺麗にした後マスタングを塗ります。
いつもオイルは塗り過ぎるとダメと言ってますが、マスタングに関しては多少塗り過ぎても問題ありません。ダメなのはワックスが強いオイルで、ワックスの塊が出来たり、ワックス層が厚くなりすぎてベタベタするようなモノです。
その点マスタングは楽です。もちろんベッチャベチャに塗るのは問題がありそうですが。
で、革のパーツ毎に塗って、塗り残しの無いことを確認し、2時間ほど置いたのがこちら。
オイルが浸透し、ワックスが表面に残り全体が艶消しになってます。
ホースハイドなので2時間ほどで浸透しましたが、これがRW9870のクロンダイクですと一晩かかります。ただ、浸透が完了すると艶消しになるという分り易い特徴がありますので、見極めるのは楽ですね。
これをワイプオールでワックスを拭きとり、更に豚→馬ブラシで磨いたものがこちら。
ふむ、違いが分り難い。一応殆ど時間が経ってない日光のライティング、かつ現像も同じ設定なのですが、少しだけ艶が出て明暗のコントラストがはっきりしているかと。
さて、このA-2ですが、基本的に年1回程度のオイルアップです。馬革は自作バッグでも良く使うのですが、比較的乾燥に強いような気がします。何というか入れたオイルが深く浸透し、時間をかけてゆっくりと表面に出てくる感じ。
なので、もっとオイルアップ周期を長くして、敢えて擦れた傷なんかを残すというのもアリかも知れません。
てことで、ブーツと共に着々と冬支度を整えている革模様です。
あ、忘れてましたが去年あまり着なかったのは単純に太っていたからです。A-2や、これも先日水洗いしたLeeの101Jもタイトで体型に厳しいのです。今年は何とかしたいところ。
もう一つ、関係無いのですが、最初の写真に映っている新聞紙、日付を見ると2007年でした。
新聞紙を買う習慣はないのですが、紙として使い出があるので、無くなると補充しているのです。しかし闘莉王とは懐かしい。
ではでは