RYEMASHの日記

がんがん使って、しっかりお手入れ

正月ですが

お盆

「お」を付けると意味が変わりますが、盆を購入しました。

これまで酒器の台として桜と杉の板を使っていましたが、ウレタン塗装が剥げてきて、ま、それはそれで良いのですが、良い盆が無いかなと探していたのです。

正確に言うと探していたというのは言い過ぎで、今日たまたま盆を売っているのを見かけて、そういえば盆が欲しかったなと思い出した感じです。

先ほどの酒写真にも写ってましたがこちら。

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トチノキの杢。拭き漆の八寸角です。

二子玉方面に散歩に出向き、高島屋の食器売り場を覗いたところ、たまたまポップアップで催事をしていました。

周りをウロウロしているうちに、先ほどの様に酒器置きが欲しいなという欲がムクムクと湧き上がったのです。

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見る方向を変えると杢目の表情がガラッと変わります。

こちらは名古屋の大蔵製盆所さんの盆です。

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この方向が一番派手に見えるようです。

杢目という言葉も今日初めて職人さんに教えてもらいました。職人さんといいますか、平安時代から続く、50代目の木地師さんです。

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この方向は一番落ち着いて見えます。

この杢目ですが、普段使っているソムリエナイフのバールウッドのバールというのも杢目の一つだそうです。

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ウレタン塗装のモノもあったのですが、やはり折角なら漆でということで、こちらにしてみました。

上に載っているぐい呑み漆器で、やはり合います。

漆器は手入れも簡単、水洗いして拭くだけですので、その辺りも考えての購入です。

まぁ、別に盆を使ったから酒が美味くなるわけでも無いし、その分酒を買うという考え方もあるのですが、雰囲気を含めての家呑み。ならば充実させるのは良い贅沢ってことで、正月テンション的にアリなのです。

てことで、家呑みが捗って、どんどん外に出なくなる気がしないでもないお盆でした。

ではでは