ワークブーツ 9875 1600Km
違和感あり
8119を早く慣れさせるために集中して履いていたので、他のブーツの進捗はイマイチ停滞気味だったのですが、9875が1600kmになりました。
と言っても、見た目的には特に変わりはありません。
デニムの色が付きやすいのもこれまで通り。ただ、9875は明るい色なので汚れが目立つだけで、実際に色が付きやすいのは8119だったりします。
艶消しな分だけ、摩擦も大きいのでしょう。濃い色にも関わらず色が付いているのがはっきりとわかります。
やはり、こなれたアッパーと、分厚い新品ソールはまだ違和感があります。
アッパーの革は年期が入っていて、近くで見ると細かいシワと筋に黒い色が入ってます。この辺りは次回のオイルアップ時にリムーバで綺麗にしましょう。
汚れて、綺麗にしてを繰り返して味が出てきます。
さてサブタイの違和感ですが、右足のフットベッドに違和感があるのです。ちなみにこの写真は左右逆で撮ってしまいましたので、違和感があるのは、写真上でも右ですね。
ソール交換をしてから直ぐに感じていたのですが、右足の外側が妙に盛り上がっている感触があるのです。土踏まずがしっくりこないのです。
で、改めて見てみると、この右側、右足側のつま先も減りが早い。減りが早いってことは、慣れた形から外れていて、その慣れた形になるよう摩擦も大きくなっているのでしょう。
実際、このソールに変えて200kmな訳ですが、少しずつ違和感が無くなってきています。
これは、オリジナルの状態では、ソールの減りとフットベッドの形成が同時に行われていましたが、これが、新品ソールだとソール部分だけが盛り上がって合わなくなったのかと。
右足は軸足なので、癖も強いのでしょう。
なんて、綺麗ごとを言いましたが、ここからは本音。
実はソール交換の施術も少し疑っています。
今回ミッドも変えたので、ウェルトの縫い直しをしているのですが、その縫い方が右と左でどうも違う。自分も多少革をやっているので分かるのですが、糸の出し方が右足側だけ雑なのです。
ソールの反りも、以前は右も左も同じくらいだったのですが、今は明らかにずれている。
それが、この違和感に関係するのかどうかは分かりません。靴の履き心地はミリ単位で変わるので、外側から見ても分からないのです。
そんなこともあって、どこのお店で交換したかはこれまで書いていませんでした。
9870はミッド交換はしておらず、かつ何の違和感もないってのも疑義の一つ。
ま、あと200kmくらい履いても違和感が取れないようであれば、他の店でもう一度ウェルトから交換するかも知れません。
何といっても、8119のおかげで、踵ありソールの歩き易さを体感したので、そういう方向に行くかも。
てことで
ではでは